コミュニケーションから謝罪まで…気になるスターたちのSNS活用法とは

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スターたちがSNSを利用する代表的な理由としては、写真と短文で瞬時にファンたちとコミュニケーションができるためだ。放送では見られなかった撮影現場の裏側、眠る前の寝室、問題になっていることへの解明、作品のPRなど、スターたちのSNS活用は幅広い。

#日常:日々の生活を伝えるスターたち

最も代表的なタイプだ。「スターは撮影がない時、何をして過ごしているのだろう?」という質問を解消してくれる窓口になる。スターたちは、放送では公開しない家族との姿から、ペットへの愛情まで様々な日常を公開する。関連するハッシュタグ(#) としては#子スタグラム #ワンスタグラム #食スタグラムという新造語ができるほどだ。たまに、一般人たちには想像できないほどの豪華さとユニークさで、現実とはほど遠い写真が投稿されたりもするが、彼らの幸せな姿をみるだけでもファンたちは日々の小さな幸せを感じる。スターたちは自分の日常を公開しながらファンたちの安否を尋ねたり、感謝の挨拶を伝えたりもする。スターたちのコミュニケーションのスペースであり24時間開かれているファンミーティングの場所でもある。

SNSを利用しないファンは、ポータルサイトのNAVERやDaumなどからマスコミの記事に触れる。「PHOTO」コーナーでは、スターたちの姿を、「スターの日常」「スターの顔が気になる」「スターの撮影現場の直撮り」「スターの家族」「スターのペット」などに細分化している。コメントには、「書く記事がないのか」「うんざりだ」「知りたくない」などの書き込みも見られるが、その記事を読んだからこそ、そのようなコメントが付けられるという事実が、スターへの関心を証明している。写真を投稿したスターたちが恐れているのは“コメントなし”なのだ。“悪質なコメント”のせいで大変な思いをしても“無関心よりは悪質なコメント”という言葉がスターたちの間でしばしば聞こえてくる。大衆の関心がなければ、スターの存在は薄くなるからだ。

#PR:「私はこれを使います」「本放送死守!」コミュニケーション・広報の一石二鳥を狙う

スターたちがファンたちにいつでも広報できる場所を設けてくれる。情報を盛り込んだ写真とハッシュタグ(#) をつけたPRのキーワードたちは、数百から数千万ウォンを費やした広告と同じくらい効果的だ。スポンサーしてもらった物や芸能人本人が作った製品を、自然に露出できる。芸能人自らがイベントを開き、ファンたちと直接コミュニケーションする上でも有効だ。過度な広報だけのための投稿に眉をひそめさせたりもするが、スターが保証するものが眼につくのは否定できない。稀なことではあるが、逆に広告主に魅力をアピールしたお笑い芸人のヤン・セヒョンのケースも視線を引く。彼はある酒類メーカーの広告モデルとして起用された。

また違うPRの例として「作品のPR」がある。スター本人が出演する作品の広報は、ファンにもスターにも得となる。専門的な写真作家が撮った写真ではないが、スターの自撮りと現場のニュースは、ファンたちには恵みの雨と同じだ。スターは本放送死守を奨励し、ファンたちは応援のコメントを寄せる。視聴率公約と“何万突破”に対しての感謝の挨拶は、SNSが一番早い。

#謝罪:トレンドは、手書きの謝罪文

ネットが発展する前、スターたちが何かしらの物議や深刻な問題に絡んだとき、公式記者会見を開いて立場を明らかにしていた。現在も、場合によっては記者会見を開くが、最近のスターたちはInstagramに手書きの謝罪文を掲載する。白い紙の上にぎっしり書き込んだ謝罪文は、子供の頃見た反省文を思い浮かばせる。SNSの中で起こった口論への謝罪から、まだスターではなかった時に犯した罪への謝罪、有名人として社会に物議を醸した行動への反省まで、様々なタイプのものがある。

デジタル形式でも十分に「意味」は伝わるが、手書きは「心」を伝える、という意味も含まれている。アナログ感性で訴えるのだ。一回で足りなければ、2回も3回も、何枚にもかけて掲載する。このようなスターたちの手書きの謝罪文を見る大衆の視線は「やらせだ。会社にやらされてやっている」と「真心が感じられる」の2つに別れる。

手書きの手紙がどれほど大衆に真心を伝えるのかは、正確にはわからない。しかし、軽い案件であれ、重い案件であれ、スターたちの間で手書きの手紙がトレンドであることは明らかだ。何より「手書きの手紙、その耐えられない軽さ」という言葉が出ないようにする行動が優先ではあるが。

#その他のストーリーたち:#意識発言、#プライベートな空間 VS #全体公開

SNSはスターたちの色んな姿を見せてくれ、同時に議論の中心となっているプラットフォームでもある。放送では簡単に発言できなかった政治的な見解や、意識ある発言は、スターたちを「意識あるスター」「サイダースター(爽快感のある発言をするという意) 」にしてくれる。実際スターたちは、選挙期間に投票する意味を伝えたり、投票の証明ショットを掲載することもあり、セウォル号沈没事故などへの追悼の意を表したりもする。大衆の関心を受ける芸能人として、ただひたすら愛されることだけを望むのなら、逆に心の中で思うだけの方がよさそうだ。しかしスターたちは、コミュニケーションと表現を続ける。

またこのようなスターのSNSにおいて、プライベートな空間への過剰な侵害という意見と、全体公開にしたのなら既にパブリックな空間ではないかという意見が対立している。スターたちもやはり、SNSの順機能と逆機能の間で駆け引きをしている感じだろう。何も考えず投稿した写真やコメントが、大衆から炎上されるとは予想だにしなかっただろうか。ここで思い浮かぶサッカーチームマンチェスター・ユナイテッドの元監督、アレックス・ファーガソンの一言。「SNSは人生の無駄遣いだ」。果たしてスターたちのSNS(特にInstagram) は、この言葉を「真」にするか、「嘘」にするか。これからが問われる。