超高齢パンダ“パン・パン”が31歳で死亡(出典:http://www.bbc.com)

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中国で生まれ育ち“パン・パン(中国語で『希望』あるいは『期待』を意味する)”と名付けられたオスのパンダが、四川省の「都江堰パンダ基地」で28日早朝に死亡した。野生のジャイアントパンダの平均寿命は20年ほどと言われ、31歳とは人間でいえば100歳を超える超高齢であると英メディア『bbc.com』などが伝えている。

この“パン・パン”が四川省の森林で誕生したのは1985年。すぐに母親が死亡したことから野生では生存が困難と判断され、生後数か月で保護施設に運ばれてきた。パン・パンは非常に健康であったが半年ほど前にガンを患っていることが確認され、3日前に行動力、食欲、意識レベルがいきなり低下し、最期は眠るように逝ったという。

また31歳まで生きたパン・パンは最も多くの子をなしたオス、種パンダであったとのこと。世界各地に彼の子孫が130頭以上も存在するそうだ。なお、38歳とパン・パンを超す世界長寿記録の保持者であったメスの“ジア・ジア”は今年10月に香港で死亡。現在の記録保持者は36歳の“バシ”である。

ちなみに中国で生息するジャイアントパンダの数は、最新情報によれば飼育中の仔パンダも含めて2,200頭を超えているもよう。今年9月、「国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature)」は絶滅危惧種の扱いから「脆弱」へとレベルを変更していた。だが彼らが餌としている竹は気候の影響を受けやすく、今後80年で3分の1以上が枯れると予想されることから相変わらず楽観できる状況ではないという。

出典:http://www.bbc.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)