「彼女は本気を出していないんじゃないのかな。日本人に気を遣って、わざと勝ちにいっていないように見えることがある」

 こう声を潜めて話すのはゴルフ誌記者。その愛くるしい美貌と、圧倒的な実力でLPGAツアーの顔となったイ・ボミ(28)。今季5勝を挙げ、女子ツアーではアン・ソンジュ以来となる2年連続の賞金女王が、“八百長”をしていると言うのか。「大事な場面でショートパットを外したり、勝負に懸ける裂帛(れっぱく)の気迫に欠けている。事実、今季は2位が5回と勝てる試合を何度も落としています」(前同)

 昨季、男女通じ日本のツアー史上最高金額となる2億3049万7057円を稼いだイ・ボミからすると、今季は2億円に到達できなかったのは物足りない。彼女に何が起きているのか。民放関係者が解説する。

「近年、各国のプロツアーで韓国人選手の強さが突出していて、世界ランキングトップ10のうち5人が韓国人。事実、米国女子ツアーでは彼女らの強さゆえ、スポンサー離れが加速、大会が減る事態に陥りました。昨年、日本では、イ・ボミ人気で女子ツアーは盛り上がりましたが……」

 さらにファンにも変化が起きていることを指摘する。「会場に訪れるギャラリー数は増えているものの、最終日の視聴率が昨年より下がっている。テレビをつけて、“またイ・ボミか”“また外国勢か”とチャンネルを変える人が確実に増えている」(前同)

 前出の記者は、こうした状況にイ・ボミが敏感に反応したのではと危惧する。

「圧倒的な強さを持つ日本人ヒロインがいないと、LPGAツアーが盛り上がることは難しい。彼女は主戦場である日本ツアーを盛り上げるため、裏方に徹したのではないでしょうか。事実、今季は最終戦前まで、日本勢にも賞金女王の目があったこともあり、盛り上がった」(前出の記者)

 イ・ボミが目指すのは、試合のみならず、ツアーそのものを“支配”する真の女王――。しかし、「彼女は、そんな子ではありませんよ」と、ツアー関係者は笑いながら否定する。

「彼女ほど真摯にゴルフに取り組んでいる選手はいません。賞金女王レースの天王山になった伊藤園レディスでは、ライバルの笠りつ子とプレーオフまでもつれました。結果的にイ・ボミが勝ちましたが、彼女は笠がナイスプレーやバーディーを取るたびにそっと拍手するなど、ゴルファーとして実に模範的な態度でした。そんな彼女がわざと負けるなど考えられません」

 心ない疑惑も強さと人気ゆえ。来季も美しき女王から目が離せない!