馬前総統、「慰安婦は性奴隷」  強制性を強調/台湾

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(台北 30日 中央社)馬英九前総統は29日、東呉大学(台北市)で講演し、慰安婦は性奴隷であるとして強制性を改めて強調した。

馬氏は、国連人権委員会は1996年に提出した特別報告書の中で、慰安婦という名称は誤りで、軍の性奴隷(military sexual slave)に変えるべきと明確に説明していると指摘。さらに、同報告書では14回にわたって「強制」という言葉が使われていると述べた。

その上で馬氏は、台湾で「課程綱要」(日本の学習指導要領に相当)において慰安婦の強制性をめぐる議論が行われていることについて、「ひどすぎる」「台湾が非文明国と思われてしまう」と語った。

馬氏は長年にわたり台湾の元慰安婦を支援。日本に謝罪と賠償を求めてきたほか、今月10日に開館した台湾初の慰安婦記念館の看板除幕式などにも出席している。

(謝佳珍/編集:杉野浩司)