「よいお年を」「あけましておめでとう」「年賀状」いつまでにが正解?年末年始の「あいさつマナー」
2016年も終わりが近づいてきましたね!
友達や親戚、バイト先などの仲間と忘年会や新年会で集まる機会も増えるこの季節。
そんな時、あなたの「あいさつマナー」は大丈夫ですが?今回は、一年に一度、年末年始に使う「あいさつ」について復習しましょう。
「よいお年を」はいつ使うのが正解?
何気なく毎年使っている「よいお年を」。
まずはこの言葉の使い方から復習を!
「よいお年を」に含まれる意味は
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「年末、大みそかを何事もなく無事に迎えるまでは、忙しく大変でしょうが、がんばりましょう! それでは、よいお年を迎えられますように」
という意味が含まれています。
という事は正解は、
「12月31日より前に使う言葉」です。
では、12月31日に使うあいさつはいったい何が正しいのでしょうか?
それは、「来年もよろしくお願いします」が正解。
年内のあいさつの定番、「よいお年を」ですが、実は大みそかは使わない言葉というのを覚えておきましょう!
「あけましておめでとう」はいつまで使っていい?
こちらも新年と言えば!のあいさつですよね!
元旦はもちろん、三が日もこのあいさつを使いますが、これっていつまで使っていいの?
正解は、「1月15日まで」です。
昔の人が年月日を表すのに使われた「暦」に関係しています。
1月1日〜7日までを「大正月」と言い、15日を「小正月」と言うため、15日までに新年のあいさつを済ませるのが一般的!
1月15日を過ぎてから会う人には「今年もよろしくお願いします」だけで大丈夫です。
年明けはじめて会う人には、何かしら新年のあいさつをする方がお互い気持ちがいいですよね♪
年賀状はいつまでに返せばいい?
年賀状書く人、どれくらいいますか?
最近は減ってしまったけれど、もらったら返事を書くのが礼儀です。
「返信の期限」については、地域によって、暦で「松の内」にあたる1月7日とするところや、「小正月」の1月15日までといろんな説がありますが、
「1月7日までに出す」が間違いありません。
もしそれを過ぎてしまうようであれば、「寒中見舞い」として出せばOKです。
もう遅くなっちゃったし、SNSで返信しとけばいっか!はやめましょう。
「年賀状」には「年賀状もしくは寒中見舞い」で返信!がマナーです。
(例)昔のお友達からもらった場合
「あけましておめでとう! 新年のあいさつが遅くなっちゃってごめんね…。また近々みんなで集ろう♪ 今年もよろしくお願いします」
こんな内容でOK!
大事なのは「ありがとう、今年もよろしく」という気持ちで返事を出すこと!
年に一度くらい、手紙を書くのもいいものですよ♪
いかがでしたか?
年末年始のあいさつマナー、意外と知らない人もいたのでは?
年に一度のことだからこそ、日本人として、知っておきたいマナーですよね!
それでは、みなさまよいお年を♪