年賀状に好印象とのアンケート結果が

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日本人にとって新年のあいさつは欠かせないものだ。近年は年賀状だけでなく、メールやSNSを使った年始のあいさつも増えている。そこで、それぞれのツール別に印象を聞くと、最も好印象なのは「年賀状」による新年のあいさつで75%と、実に4人に3人が好印象と回答している。特に女性には年賀状がより功を奏すようで、約80%が好印象で、良くない印象を持つ女性は0%と、年賀状をもらうことで相手の印象がぐっと良くなるようだ。ちなみに「Twitter」で27.7%、「Facebook」で22.0%と、新年のあいさつでは年賀状が圧倒的に印象が良いという結果となった。(ドワンゴ調べ、15歳〜39歳の男女300人が対象)

【写真を見る】「特別な相手であるという感じがする」と、特に女性からの好感度が高い年賀状

具体的に年賀状は受け取ったときにどんな印象を感じるのか調査してみると、「丁寧さを感じる」、「温かい気持ちになる」といった意見が半数を超え、「よりうれしさを感じられる」、「特別な相手であるという感じがする」など、年賀状は儀礼的なあいさつだけでなく、気持ちまでも伝わるツールとして認められていることが分かった。また、ほぼ全ての項目において、男性よりも女性の方が好感度は高く、年賀状は女性により響く新年のコミュニケーション方法といえるようだ。

受け取った相手に、丁寧さや温かさと共に“特別な相手という印象を与えることができる”と好印象を抱かせる年賀状だが、年賀状をきっかけに起きた出来事を聞くと、約3割が「相手とメール・LINEなどで連絡」をとり、約1割が「相手と実際に会った」と回答。年賀状がきっかけでコミュニケーションが生まれているようだ。さらに、年賀状がきっかけで、「告白された」人が1名、「相手と交際することになった」人が2名もいるという驚くべき結果も明らかに。年賀状のやりとりにより全体の約4割が「何らかの出来事があった」と答えており、10代では40.0%、20代では39.0%と、若い世代の方がなんらかの出来事につながる可能性がより高いようだ。

SNS時代の今だからこそ、あえてアナログの年賀状がより効果を発揮するのかもしれない。1枚出すだけで、新たな出会いが生まれるかもしれない年賀状。今年はぜひ年賀状を出して、自分の世界を広げてみよう!【ウォーカープラス編集部/コダマタイチ】