ポドルスキ、北京国安が獲得狙う…クラブは前向きで中国移籍に現実味

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 ガラタサライに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、中国へ移籍する可能性が浮上した。29日付けのイギリス紙『サン』が報じている。

 現在31歳のポドルスキは、2015年夏にアーセナルからガラタサライへ加入した。1年目の昨シーズンはリーグ戦30試合に出場し13ゴールを挙げる活躍を見せた同選手だが、今シーズンは負傷により開幕から出遅れ、9試合3ゴールという成績にとどまっている。

 同紙によれば中国スーパーリーグの北京国安が、ポドルスキ獲得のオファーをガラタサライへ提示したという。

 ガラタサライ側も31歳の同選手を売却するチャンスと捉えており、1月の移籍市場での放出も含めて検討するようだ。同クラブのスポークスマンは「我々は、北京国安からルーカス・ポドルスキに対して大きなオファーをもらった。オファーについて考えているが、この移籍は選手次第だ」と、同選手の意思次第では移籍が実現する可能性を示唆した。 なお北京国安は、今年2月にもガラタサライからトルコ代表FWブラク・ユルマズを獲得している。

 中国スーパーリーグはこの冬、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが上海申花へ移籍したほか、ブラジル代表MFオスカルも上海上港へ加入。このほかにもレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、マンチェスター・Uのイングランド代表FWウェイン・ルーニーなど、数々のビッグネームへの関心が報じられている。