「前夫を見返したい」超豪華結婚式を自作自演

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男女問わず、誰しも嫉妬心はあるものだが、ときにその嫉妬心が強すぎると問題を引き起こすこともある。中国のある女性は、前夫が幸せそうに暮らしているのに嫉妬し、お金もないのに超豪華な結婚式を自作自演。最終的に逮捕されたというのだから、哀れとしか言いようがない。

中国メディア・網易新聞などによると、ことの発端は9月初め、女性Aが四川省成都市のブライダルカンパニーを訪問したこと。当時Aは「豪華な結婚式を催したい」とし、サムイ島(タイ)、海南島、そしてマカオでの合計3回の挙式を希望。それぞれの予算は300万元(約5,000万円)で、これを聞いたブライダルカンパニーは「素晴らしい客が訪れた」と大喜びしたという。

しかし、その後しばらくして“雲行き”が怪しくなる。9月21日、Aはブライダルカンパニーの従業員3人を連れてビジネスチャーター機でサムイ島へ。同地には4日間滞在したが、そのときのビジネスチャーターのレンタル料金76万元(約1,300万円)は前払いであるにも関わらず、Aは自身の口座証明書を提出するだけで支払おうとはせず。料金を請求されても「海外口座への振込みには時間がかかるの」などと釈明し、ホテル宿泊費(1泊約34万円)以外、そのほかすべてをブライダルカンパニーに肩代わりさせたそうだ。

にも関わらず、ブライダルカンパニーはこの“上客”を失うまいと、その後もあれこれとAの要望に応えようと苦心。中国人スターの結婚式の担当者を招聘してアドバイスを受けたりもしたそうだ。それでもAの結婚相手である男性は一度たりとも顔を見せることはなかったという。

それもそのはず、Aの結婚相手と思われていた“大金持ちの新郎”は存在すらしていなかった。Aが所持していた写真の男性は、実は“大金持ち”のただの中学生の同級生。しかも、Aは離婚したばかりで、前夫が幸せそうな生活を送っていることを知って嫉妬心が芽生え、自作自演で豪華な結婚式を催すことを決意。ブライダルカンパニーは前夫と訪れた思い出の場所でもあり、そのときの対応が素晴らしかったことから再び利用することに決めたのだという。

ほかにも、AはSNS上で「大金持ちの男性と再婚する」などと吹聴し、多くの人から金銭を借り受けていたそう。最終的にウソがつけないほど追い込まれて“蒸発”したが、ブライダルカンパニーの通報を受け、12月5日に身を潜めていたホテルで逮捕されたという。

Aがウソにウソを塗り重ねてかき集めた札束の写真やビジネスチャーター機の写真などもネットに流出しているが、それらすべてがAの前夫への嫉妬心や執着心から来たものだとすると、何とも哀れな“花嫁”だ。