これがAKBグループ卒業後初ドラマ出演となる宮澤佐江/(C)テレビ朝日

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テレビ朝日ドラマ制作部の若手が集結し、3夜連続で放送される変な恋愛ドラマ“変愛ドラマ”。

【写真を見る】宮澤佐江は「こんなに面白くて心がくすぐられる作品に出合えたのは初めてかもしれません」と大興奮!/(C)テレビ朝日

そのトリを飾る12月30日(金)の第3夜「おっさんずラブ」(夜0:40-1:40テレビ朝日系※一部地域を除く)で、主人公の“モテないおっさん”春田(田中圭)にひそかに思いを寄せつつ、彼の不思議な恋路を応援する湊あすか役の宮澤佐江にインタビューを行った。

率直なドラマの感想から、AKBグループ卒業後初のドラマ出演に当たっての心境、作品にちなんだ“究極の質問”など、さまざまなことに答えてもらった。

――クランクアップされ、まず感想からお願いします。

最初に脚本を読ませていただいたときからとても面白かったです。1時間の単発ドラマなのに、こんなに面白くて心がくすぐられる作品に出合えたのは初めてかもしれません。そんな作品に、あすかというメインキャストでは唯一の女性キャラクターとして出られたのは、とても光栄です。

――紅一点ですが、逆にあすかは少し男前ですよね。

そうですね。少しだけ男前な感じのキャラクターで、最初にプロデューサーさんから言われたのは「男女の友情ではあるけど、ちょっとお互い意識しているような雰囲気で」ということでした。

それって結構あることだなと思うので、すぐに理解できました。そういったことを踏まえながら、(田中)圭さんにぶつかっていきました。

――年齢は実年齢より少し上の設定でしたが、それは意識されましたか?

それは私の方で特別意識して何かをすることはありませんでした。衣装がスーツで、少し髪の毛が長い状態なので、自然と大人っぽい雰囲気が出ていたんじゃないかなと思っています。

――現場は見るからに明るそうでが、雰囲気はどうでしたか?

ビックリするくらいに明るくて、楽しくて…。数日間しか一緒にいなかったっけ?というくらい、みんながフレンドリーになっていました。途中から撮影に参加する日もあったんですけど、すごく入りやすかったですし、逆に帰るときには寂しい気持ちになってしまいました(笑)。

まだまだこの現場にいたいと思うくらいアットホームな現場で、とても居心地が良かったです。

――ムードメーカーを挙げるとすればどなたでしょうか?

それは圭さんだと思います(笑)。お芝居もメリハリがあって、ビシッと真剣に芝居をされていたかと思えば、カットがかかった瞬間には面白いことをやってくださって。座長として、とてもほほ笑ましい現場を作ってくださいました。

――田中さんとのシーンで特に印象に残っている場面はどこですか?

たくさんありますが、春田が酔っぱらうシーンですね(笑)。こんな酔っぱらいがいたら面倒くさいだろうなという、お芝居を圭さんがしてくれて。本当にすごかったんですよ! 圭さんは顔も自分で真っ赤にしてきちゃって(笑)。あのシーンはとても楽しかったです。

――共演される前と後では印象変わりました?

あまり変わらなかったです。ただ、男性って人見知りの方が多いイメージを勝手に抱いていて、圭さんはあまり喋ってくれないかなと思っていたんですけど、そんなことはなかったです。

――吉田鋼太郎さんはいかがですか?

鋼太郎さんとは、クランクアップの日に初めてお話させていただいたくらいで、同じシーンはほとんどなかったんです。でも、以前ぱるる(島崎遥香)と共演したことがあったそうで、ぱるるの話をさせてもらいましたし、お互い次に出演する舞台を見に行く、という約束もしました。また一緒にお仕事ができたらうれしいですね。

――ダンディーな方なのに、今回はすごくキュートな役どころなんですよね。今回の役の印象はいかがでしたか?

そうなんですよね! 私も鋼太郎さんのお芝居を全部見ているわけではないのですが、とにかくキュンとしちゃいました(笑)。かわいいです!

――ああいう部長が周りにいたらどうですか?

許せちゃうと思います(笑)。特に印象に残っているのが、最初に撮影したとあるパーティーのシーンですね。そのシーンで、鋼太郎さんと落合モトキさんが演じる長谷川の間に挟まれている春田(田中)の表情が本当に面白くて!(笑) 

せりふがなくても表情だけで伝えるということのすごさを皆さんから教わった瞬間でした。

――ちなみに、もし宮澤さんがあすかの立場だったら、部長との恋を応援するか、長谷川との恋を応援するのか、はたまた自分が春田にアタックするのか、どれでしょうか?(笑)

どうでしょう(笑)。いざとなったらこんなに身近にいたのに、なぜ私じゃなかったんだろうって寂しさは出てくると思うんですよ。実際、春田との最後のシーンでも、ちょっと寂しそうなあすかの姿を出してみようと努力したんですけど、それがどうなっているのか楽しみですね(笑)。

でも、やっぱり寂しいのかなあ。私は友達の男の子に彼女ができたら、誤解されるのも悪いし、連絡をしなくなるタイプなので。もし春田がどちらかと付き合う選択をしたのなら、私は身を引くと思います。

――春田は“33歳のモテないおっさん”という設定ですが、宮澤さんにとって“おっさん”は何歳からですか?(笑)

最近の皆さま、特に芸能をやられている方はお若いですよね! だからおっさん…って、一口に言っても難しいですね。単純に年齢だけで考えれば60歳くらいなのかな。最近は50歳でもすごくお若いですから。

でも、私の父が今60歳なんですけど、全然おじさんには見えないですよ。服装とか見た目が若いから、おじさんって思ったことはないです (笑)。

――それはお父さまも大喜びですね(笑)。そして、全国のファンのためにお伺いしますが、宮澤さんは年上と年下ではどちらがお好きですか?

わ〜!!(笑) 結婚するなら年上がいいです! 恋愛は年下としても経験になると思いますし、昔から年下が好きだったんですけど、自分が幸せになることを考えると落ち着いた年上の方に甘えるくらいの方がいいのかなって最近は考えています。

――そして今回はAKBグループを卒業されてから、初のドラマ出演だそうですが、心境的に変化はありますか?

ドラマ自体も2年ぶりくらいに出させていただいて、本当に久々だったんですけど、ドラマの現場では前から個人で活動していたので、特別「おっさんずラブ」に出ることに関して、一人になった心境はそんなに感じません。

でも、応援してくれていたファンの方々や、今も応援してくれている人って、私がアイドルのときから応援してくれている方が多いので「佐江ちゃんはこういうのもできるんだ〜」って思ってもらえると思うし、夢の女優へ一歩ずつ近付いているんだな〜というのを見せられるのはうれしいですね。

卒業後にまずミュージカルをやらせてもらったんですけど、やっぱりミュージカルは、チケットを取った限られた人しか見に来られないので。テレビなら見たい時に録画して見るのもありだし、ふいにチャンネルを回していて見られることもありますし、いろいろな方が見られる環境なのはとてもありがたいですよね。

――今後はどういう女優さんになりたいとお考えですか?

私、コメディーが好きなんです。リアクションも大きい方だと思うので、コメディーもできるような女優さんになりたいです!「アイドルだったし、こんなのはやらせられない!」というふうには思ってもらいたくないなと考えていて、むしろ「宮澤はあんな顔もできるのか」と思ってもらえたらいいですね。

グチャグチャな顔で泣けるし、全身白塗りでもいけるし、場合によっては体を張ることもしてみたいです。

――ことしももう終わりですが、特に印象に残った出来事は何でしょうか?

やはり私のAKBグループ卒業ですね。想像以上に一人は大変なんだなというのが、卒業して数カ月ですぐに思ったので、早く年を越して新しい自分と向き合いたいと思います。

――それを受けて、来年の目標は何でしょうか?

ずっとお芝居と向き合っていたいです。それは、ドラマなり舞台なり映画なりミュージカルなり…演じる場はどこでも。ここ2、3年ドラマを全く見ていなかったのですが、この数カ月でドラマをたくさん見るようになりました。

これからもたくさん見て学んで、演じられる場所が常に隣にあるといいなと思っています。

――さらに先に、将来の夢というか具体的な目標はありますか?

そうですね…やっぱり芸能人になりたいです(笑)。

――えー!! 今は違うんですか?(笑)

違いますよ。まだ種を蒔いて、ちょっと芽が出たくらいです(笑)。本当に一目見て、「芸能人だ〜!」って思ってもらえるくらいになりたいですね。

――ふわっとしていますね〜(笑)。

そうですか〜!?(笑) でも、本当に自分が芸能人だとは思っていないので、それが自覚できるくらいになりたいです。

――最後に「おっさんずラブ」の見どころをお願いします。

年齢を問わずの方々に楽しんでいただける作品になっていると思います。男性が男性を好きになるという感覚が分からない人も分かる人もいると思いますが、理解できない人でも恋をするとキュンとするんだよ、というのが伝わるドラマになっています。'16年の最後に皆さんの心がキュンとなってくれればいいなって思います。

そして私が演じるあすかの見てほしいところは、全体的に春田との距離が近いところですかね(笑)。友情と愛情のはざまにいる男女の関係性というのが、私の出るシーンからしっかり伝わればいいなって思うので、最後まで見てほしいです! ぜひ、皆さんも笑ってキュンとしてください。