すごく……迫ってます……
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 テレビ朝日が制作するドラマ「おっさんずラブ」で、モテないおっさんに猛烈アタックをする乙女チックなおっさんを演じる俳優の吉田鋼太郎が、本作を経て「ここまで思い切りがいいと逆に気持ちがいいな、と。男性のことが好きな役はあまりやったことがないこともあり、ヤル気になりました」と明かした。

 同ドラマはテレビ朝日制作部の若手が斬新な感性でプロデュースする「年の瀬 変愛ドラマ」として制作。33歳のモテないおっさん・春田創一(田中圭)が、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”の黒澤武蔵(吉田)と、ルームメイトの若きイケメン男子・長谷川幸也(落合モトキ)にぐいぐい迫られるパニック・シチュエーション・ラブコメディーだ。

 今回吉田がふんするのは乙女心を持つ男・黒澤だが、役づくりでは「見た目や仕草、しゃべり方でデフォルメしないようにしようと思いました」とのこと。「黒澤は会社では部長というしかるべき地位にいて、部下からの信頼も厚いので、見るからにゲイという作り方はしない方がいいな、と思いました。実は乙女なゲイであることはセリフですべて説明されていますし、それをキッチリたどっていけば、お客さんに伝わるはず」と説明。また「あまりデフォルメすると、リアリティーもなくなってしまうし、ふざけすぎな印象になってしまいますからね」とも付け加える。

 その上で吉田は、撮影ではある思いを抱いていたという。「実は最初、演じるうちに自分自身もだんだん“その気”になってくるのかな、と思ったんですよ。でも、圭くんが男っぽい人なので、全然ならないですね! これが女性っぽい人だったら、ちょっとどうなるかわかりませんでしたけど(笑)」。

 撮影では、春田をめぐって長谷川(落合)とバトルを繰り広げるシーンにも挑戦した吉田。彼いわく「女の情念、男のパワーみたいなものがぶつかり合うので、ものすごく激しい」のだという。「実際につかみ合ったり、殴り合ったりはしないんですけど、ワサビをたくさん塗ったお寿司を食べさせられたり、そのお返しにタバスコをいっぱいかけたピザを食べさせたり……そういうやり方がすごく女っぽくて! 楽しかったです!」と熱い火花をちらした撮影を振り返った吉田は、「連ドラにしたら、絶対いいと思うんだけどなぁ。黒澤みたいな人も世の中にたくさんいらっしゃいますからね。そういう方々に共感してもらえると思うんですよ」と単発ドラマであることを非常に惜しんでいる様子を見せていた。(編集部・井本早紀)

ドラマ「おっさんずラブ」は12月30日深夜0:40〜深夜1:40にテレビ朝日系で放送