28日、韓国雇用労働部が6600社を対象に賃金体系を調査した結果、年功制給与制度を維持している事業所が71.8%あることが分かった。この報道に、韓国のネットユーザおーからさまざまなコメントが寄せられている。

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2016年12月28日、韓国・朝鮮日報によると、韓国雇用労働部が今年に入って11月までの従業員100人以上の事業所6600社を対象に賃金体系を調査した結果、勤続年数に応じて賃金が上がる年功制給与制度を維持している事業所が71.8%あることが分かった。

韓国は現在、年功制給与制度が世界で最も用いられている国に挙げられており、新入社員の賃金水準を100とした時、30年以上勤務した労働者の賃金は328.8になる。これは、欧州連合(30年以上勤務で169.9)の2倍に迫る。年功制の給与体系を初めて導入した日本は、1990年代からの長期不況と高齢化により賃金体系を職務給などに変えた。これにより、勤続年数による賃金格差が246.4に減少した。

韓国労働研究院のイ・ジャンウォン博士は、「年功制給与体系は日本で終身雇用モデルを基に導入した賃金体系」とし、「今はトヨタなどの大部分の企業で職務と成果に応じて賃金を支給している」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「経営者や企業オーナーも能力に応じた賃金を支給すべき。会社に損害を与えた場合は責任を取らねばならない」
「何か間違ってないか?その程度の格差じゃないような気がする」
「給与体系うんぬん以前に、10年働いても入社当時と給与が同じなんて会社が山ほどある」

「老後保障制度、社会保障制度、教育制度がしっかりと整った先進国と比較してどうする」
「そもそも、先進国で年功制給与体系を採用しているような国がどこにある」
「韓国はまだ(労働に対する)国民の意識が低い。当分は年功制の方が良いと思う」

「韓国は年俸制をとっていると言っても、2年目以降は年功制と同じだ」
「成果による年俸制になったら同一労働同一賃金になる。これが実現すれば正規職・非正規職の問題も解決されるし、労働組合の賃上げスト横暴も消える」
「公務員も年功制を廃止し、成果による年俸制を取り入れなければならない」
「そもそも、年を重ねたら優れているとい考え方自体がおかしい」(翻訳・編集/三田)