28日、トランプ氏の大統領就任が来月に迫る中、米中関係の先行きを不安視する声もあるが、中国新聞網は米国の専門家の見解を紹介し、「米中に利益上の深い衝突は存在しない」と伝えた。資料写真。

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2016年12月28日、トランプ氏の大統領就任が来月に迫る中、米中関係の先行きを不安視する声もあるが、中国新聞網は米国の専門家の見解を紹介し、「米中に利益上の深い衝突は存在しない」と伝えた。

米中関係は国際社会において重要な関係の1つで、文化的な違いや発展の度合いなどにより食い違いが生じることは避けられない。これに対し、米ハーバード大学の教授で国際政治学者であるジョセフ・ナイ氏は、「深層の利益上の衝突は米中には存在しない」と述べている。

中国の台頭が米国の脅威となり、両国がトゥキディデスの罠(台頭する大国と既存の大国が対立すること)に陥るとする声に対しては、「誇張している。米中に食い違いが生じたとしても、互いに脅威を与える存在とはならない」と語り、こうした姿勢は気候変動問題でも垣間見えると指摘。「中国は気候変動の対策を行うことで自国に利益が生まれると認識すると、米中は考えを一致し距離を縮めた」と強調した。(翻訳・編集/内山)