少年4人の激しい虐待行為にも人間不信に陥らなかったチャンキー(出典:http://www.telegraph.co.uk)

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この画像は昨年11月に英メディア『telegraph.co.uk』が大きく伝えた動物虐待事件の記事から引用させていただいた。ここまでひどい虐待が行われれば普通は人間不信に陥り攻撃的になるものだが、この犬は違った。今でもご主人にピタリと寄り添ってくるという。

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人間はなぜそこまで狂暴になれるのか、そして犬はなぜそこまで健気なのか。昨年2月に起きたある犬に対するとんだ虐待事件をもとに、涙を誘うような話題を提供したのは「英国王立動物虐待防止協会(The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals 以下RSPCA)」であった。

4人の少年に誘拐され、拷問とも呼ぶべき暴行を受けたのはチワワのミックスでまだ子犬であった“チャンキー”。少年らはチャンキーを殴り、蹴り、足を骨折させ、首を絞めて頸椎を損傷させ、消臭スプレーを顔に向かって噴霧し火をつけた。ぐったりすると放り捨てたことを認めている。

RSPCAの調査官であるキャロライン・ドーさんも「これほどまでに残虐な例を見たことがありません。治療も困難を極めました」と語っていたが、この話題がさらに涙を誘った理由がチャンキーの人懐こさ、人間への信頼感にあった。これほどの経験を経た犬は臆病さと警戒心が強くなり、神経が過敏になって人間に攻撃的になってしまうものだが、チャンキーは飼い主と再会するとその胸に飛びこみ、無我夢中で甘えたそうだ。

そんな健気なチャンキーには懸命な治療が続けられ、奇跡的に健康な体を取り戻し、現在は平和な日々を送っているという。人懐こいからこそ悪い輩に誘拐されてしまったチャンキー。喋ることも泣くこともできないそんな健気な動物への虐待行為をRSPCAは「決して許されないこと」と断罪している。こちらは23日にYouTubeに“Teenagers Torture Dog By Breaking Legs And Setting Him On Fire, But He Survives!”というタイトルで投稿されたその動画である。

出典:http://www.telegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)