アカウントが乗っ取られた!どうする?いまさら聞けない「もしものとき」の対処法

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Facebookだけに限らず、Twitter、Instagramといった人気が集中する大手SNSは、アカウントの乗っ取り被害を受けやすくなっています。

現在の大手SNSは、業者や悪意のあるユーザーなどがスパムを送信するために大量のアカウントを取得しようとすると、運営側がチェックして即座に凍結されてしまうようになっています。そのため、一度に大量のアカウント取得ができないようになっているのです。

業者や悪意あるユーザーは、アカウントが取れないとスパムメッセージを送ることができません。そこで悪意ある業者やユーザーは、既存ユーザーのアカウントを乗っ取り、そのアカウントをスパムメール送信に利用するのです。

特にFacebookの場合、リアル社会でのつながりが多く、知り合いのアカウントなどからスパムメッセージが送られてきた場合、何の疑問もなく開いてしまいがちです。
そして、スパムメッセージに書かれたURLにアクセスしてしまう可能性も非常に高くなると言えます。

アクセスしたサイトがフィッシングサイトであった場合、個人情報の漏えいの危険がある上に、悪意のあるツールを使っているパソコンやスマートフォンに仕込まれてしまうといったことも発生します。

特にキーロガー、データーロガーと呼ばれるツールを仕込まれてしまうと、自分がキーボードで入力した文字がすべて記録されてしまい、Webサイトへのアクセス履歴などからFacebookのIDやパスワードまで盗まれてしまうことがあります。

こうした被害を防ぐには、セキュリティ対策ツールやウイルス対策ソフトなどを導入し、最新の状態を維持することが重要です。

■アカウント乗っ取り対策の機能が逆に悪用されることも・・・
Facebookは、アカウントが乗っ取られてしまい、IDとパスワードが変更されたときのために「信頼できる連絡先」という機能があります。

この「信頼できる連絡先」機能は、あなたのアカウントが乗っ取られてしまったとき「信頼できる連絡先」に登録しておいたユーザー(3〜5名)による承認を受けることで、自分のアカウントを復帰させることができます。

つまり、あなた以外の人でも、信頼できる連絡先に登録されているユーザーのうち3人が別人のことを承認してしまった場合は、この機能によってあなたのアカウントが乗っ取られてしまう可能性があるわけです。

もちろん、信頼できる連絡先に登録されているユーザーになりすますことはかなり難しいですが、不可能ではありません。

こうしたケースを防ぐには、たとえば、
スマートフォンだけ(またはPCだけ)でFacebookを使って、そのスマートフォン(PC)だけを承認しておくことで別の端末からのアクセスを防ぐことができます。

■知っているからと言って気を緩めない
友達申請をしてくるユーザーに怪しい点がないか確かめるのも重要です。
また、既存の友達のアカウントが乗っ取られている可能性もあるかもしれません。

実は、友達になりすましたアカウントや乗っ取られたアカウントには、いくつかの特徴がみられます。
なりすましアカウントの場合は
・ほとんどTLに投稿していない
・友達が少ない
・自分のプロフィール情報が極端に少ない

乗っ取られたアカウントの場合は
・突然広告などがTLに流れはじめる
・急にTLも更新が頻繁になり、定期的に更新される
・ものすごい勢いで友達の数が増えている
上記のような現象が現れたら、そのアカウントはなりすましアカウントか乗っ取られてしまったアカウントの可能性があります。注意しましょう。

もしもFacebook以外の連絡方法を知っているのであれば、その方法を使ってなりすまされていないか、乗っ取られていないかといった確認を取るといいでしょう。

それでは、Facebook利用時の注意点を再確認しておきましょう。

■IDとパスワードを使い回していませんか?
Twitter、Facebook、InstagramのID(メールアドレス)やパスワードを使いまわしている人が多いことが分かっています。

また最近は、ネットサービスの利用を簡単にするためにFacebookのアカウント、Google+のアカウント、Yahoo!JAPANのアカウントで、別のサービスにログインできる機能が提供されているので、危険度は上がっています。

こうした連携を利用している場合、もしFacebookのアカウントが乗っ取られてしまうと、連携している別のサービスも同じように乗っ取られてしまうことになります。

IDとパスワードの使いまわしは厳禁、別サービスへのログインにFacebookアカウントを使うといったことも、なるべく行わないようにしましょう。


小川夏樹
記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)