27日、トランプ政権の誕生は米国の外交政策に不確定要素をもたらすことが予想されるが、日中関係について言えば、両国の対立こそトランプ政権の望むところだという。

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2016年12月27日、米華字メディア・多維新聞によると、トランプ政権の誕生は米国の外交政策に不確定要素をもたらすことが予想されるが、日中関係について言えば、両国の対立こそトランプ政権の望むところだという。

トランプ次期大統領はこれまでの慣習に反し、「一つの中国」やイスラエル問題で独自の政策見解を発し、議論の火種を次々に生み出している。トランプ氏が選挙に勝利したことをきっかけに、政治的不確定要素や不安、懸念が各国に広がっている。

今後の米中関係には二つのシナリオが予想されている。米中の取引が成立し、関係が深まり、ロシアも加わって米中ロの協調体制が構築され、日本だけが孤立するシナリオと、日中の対立が深まり、日米同盟が維持されるシナリオだという。

日中の対立が深まれば、米国から兵器輸入を継続しなければならず、日本は防衛費やその関連予算を増やすこととなる。トランプ政権率いる米国は日中の対立から漁夫の利が得られることが期待でき、日本と中国の軍備競争はトランプ政権が最も望むシナリオとなる。

日本は米中の接近を何としても阻止したいところだが、いずれにしても2017年は日本にとって厳しい1年になることが予想される。(翻訳・編集/岡田)