中田英寿氏と渡邉彩香選手が初対面で初ラウンド。打ち解けた表情でコースを回る

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サッカー元日本代表で現在、「デサントゴルフ」アンバサダーを務める中田英寿氏と、同じく同社とウエア契約を結んでいる若手注目のプロゴルファー渡邉彩香選手が初対面を果たした。

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自他ともに認めるサッカー好きで、かねてより中田氏のファンであることを公言していた渡邉選手。「中田さんにお会いするのは初めてで、とても緊張しています。もともとサッカーが好きで、小学生のときには、中田さんをずっと応援していました。中田さんにはゴルフのことはもちろん、これまで世界で活躍されていたときのことなどを聞いてみたいです」と対面前の気持ちを語っていた彼女に対し、中田氏は「今も当時(現役時代)もですが、『自分の理想にどれだけ近づけるか』ということが自分の目標でした」と自身の経験を踏まえてのエールを送った。

最初はお互いに緊張した様子を見せていたが、時間が経つにつれ徐々に打ち解け、ゴルフの話だけではなく、お互いのこれからの目標などにも話はおよび、そして中田氏からの提案で一緒にゴルフをラウンドすることに。

ともにラウンドをする中で渡邉選手が驚いたのは、中田氏がドライバーを使わないということ。女子ゴルフ界の中でも屈指の“飛ばし屋”として知られる渡邉選手は「私はドライバーが一番得意なだけに、ドライバーを使わないなんて信じられません(笑)」と驚きのコメント。一方の中田氏は「僕はドライバーを使わずにアイアンだけで正確なショットを意識しています。それが自分のゴルフです」と、その理由を語った。

そんな中田氏も、実際に渡邉選手のドライバーショットを間近に見ると「すごい!こんなに飛ばせたら気持ちいいですね!」と驚きの言葉を発し、渡邉選手から「ドライバーは気持ちいいですよ。ドライバーのドキドキ感は快感です(笑)」とドライバーショットの魅力を伝えられた。

それを受けた中田氏は「僕はやっぱりドライバーは使いません(笑)!サッカーでもゴールを決めるよりスルーパスのほうが好きなように、ドライバーよりアイアンが好きなんです。もっとアイアンショットを追求していきます」と、ドライバーを使わないことを改めて宣言。お互いに譲らないアスリートならでは一面を垣間見せた。

ラウンドをともにして打ち解けあった2人は目標の話に。中田氏から目標を聞かれた渡邉選手は「東京オリンピックの代表になって金メダルを取ることが目標です。オリンピックは自分の夢です。メジャーなどのタイトルは自分や周りの人のためのものですが、オリンピックは日本の代表として戦うので、日の丸の重みはメジャーよりも重いと思っています」とコメント。対する中田氏は「僕が海外に行ったのは21歳の時。そしてオリンピックもワールドカップも経験しました。そのときから先の目標を見据えるというよりは、毎週の試合をどうしていくのかということを大事にしてきました。今も当時もですが、『自分の理想にどれだけ近づけるか』ということが自分の目標ですね」と、自身の経験を表現した。

対面を終えた渡邉選手は「最初はとても緊張しましたが、中田さんが気さくに話しかけてくださり、打ち解けることができました。中田さんがアイアンショットを追求されていくとのことなので、私はもっとドライバーショットを極めていきたいと思います。中田さんのお話にもありましたが、今後は、『自分がどうしていきたいのか』ということも考えていきたいと思います」と、今回の出会いを来シーズンに活かしていくことを誓った。

中田氏は「これまで、他のスポーツのアスリート、特に女性アスリートと話をする機会はあまり多くありませんでした。実際に渡邉プロにお会いして優しそうで素直だと感じましたが、それよりも頑固だなと(笑)。それはドライバーへのこだわりもそうですし、日本代表への思いもそう感じました。自分を強く持っている方だと思いましたし、こういう人が強くなり世界で戦えるようになるのだと思います。そしてゴルフの面では、渡邉プロと一緒に回ることで自分の今後の方向性と課題が明確になりました。ドライバーを使うことへの憧れはありますが、僕は使いません(笑)。アイアンショットを成長させていきます」と語っている。

今回の対談の模様は「デサントゴルフ」の公式サイトなどで配信予定。