28日、酔客を制圧できなかったとの批判にさらされた大韓航空はこのほど、今後は迅速に使用とするとの方針を発表した。写真はスタンガン。

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2016年12月28日、新華社は記事「空の暴れ者には積極的にスタンガンを使用、大韓航空が規制緩和へ」を掲載した。

20日、大韓航空KE480便が飛行中に酔っぱらった乗客が暴れまわる騒ぎを起こした。乗務員だけでは制圧できず、近くにいた乗客も協力した。手助けした米国のシンガーソングライター、リチャード・マークス氏がSNSで事件を明かしたことで、この出来事は一気に世界に広がった。マークス氏は乗務員がスタンガンを持っていたのに使用しなかったとして、訓練不足だと批判している。

事件を受け、大韓航空は27日に乗務員によるスタンガン使用の規制を緩和することを発表した。従来は乗客の生命、または飛行の安全が脅かされた場合にのみ使用できると規定されていたが、今後は迅速に使用するという。韓国政府の統計によると、韓国旅客機内での暴力事件は2012年の191件から2015年には460件へと急増している。(翻訳・編集/増田聡太郎)