初詣どこ行く?お悩み別、神様のススメ

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 普段はそれほど信仰心を持ち合わせていなくても、新年はたいていの人が参拝しているはず。ただなんとなく近所の神社に訪れ、小銭を投げ柏手を打ってみる。せっかくだからおみくじも引いて、結果を斜め読み、はい終了。

…なんて、もったいない!

 日本は八百万の神様がいると言われている国、その神様も多種多様で目的別に存在するというのは、意外に知られていないかもしれません。

 でもどこにどの神様いらっしゃるのか、わかりませんよね。神様名鑑のようなものがあればいいのに

 はい、ありました。『お悩み別 この神様に相談しよう』(著:吉田さらさ、飛鳥新社)という本です。

 テラタビスト(寺旅研究家)吉田さらささんがお悩み別に神様をセレクト。この本、新聞や雑誌の悩み相談コーナーか? ってくらい、細かな悩みに神様がこたえてくれているんです。

 例えば、「妻が妊娠中ですが、本当に自分の子かどうか確信が持てません」とか。この悩みにこたえてくれる神様はニニギノミコトといい、かつてご自身も妻の不貞を疑ったのだとか。神様でも俗世のような悩みがあったんだな、と思うと参拝も楽しくなります。

 ほか、「数年前からセックスレスで、妊活もままならない」という友人知人に相談しづらい悩みも、神様ならOK。この金精様という神様がスゴイ。そそり立つ男根の形をしているんですよ。男女和合、縁結び、子宝などに強烈なご利益があり、女性が巨大な金精様にまたがるなどの奇祭も全国各地で行われるのだとか。うーむ、かなり興味深い。
(以上、2例は同書より)

◆迷ったら天照大神の神社に

 八百万というのは800万という具体的な数ではなく、とてもたくさんの、という意味です。

 最高神は天照大神(あまてらすおおみかみ)だというのは皆様、聞いたことがあるかと思います。本書の筆頭に君臨するのも、この天照大神。人生全般に関する悩みを担当しているそう。

 どの神社に行こうか迷ったら、天照大神をお訪ねになるのがよろしいかと。ひとりの神様が必ずしもひとつの神社を担当しているわけではなく、複数受け持っていたりするので調べてみるといいですね。案外近場にいらっしゃったりして。

◆神社参拝のしかた、ちゃんと知ってる?

 ここで基本の参拝の仕方をおさらいしてみましょう。

1)鳥居をくぐる前に服装の乱れを整える

2)手水舎(てみずしゃ)で身を浄める

右手に柄杓を持ち左手を清める→
柄杓を左手に持ち替え右手を清める→
柄杓を右手に持ち左手に水を受けて口を漱ぐ→
左の手を清める→
柄杓を縦にして柄の部分に水を流す

3)賽銭を賽銭箱に入れる(投げるのはNG)

4)鈴を鳴らす

5)二拝二拍手一拝で拝礼する
90度の礼で2回拝む→胸の前で2回拍手→90度の礼で1回拝む

6)鳥居をくぐる時は向きを変えて軽く会釈をし、境内を出る

 けっこう面倒だなと敬遠するなかれ、誰しも礼儀正しい人の願いや頼みを聞いてあげたいと思うもの。神様だって然りです。新年はおびただしい人が神社になだれ込み、神様達も疲労困憊するに違いないのです(たぶん)。

 本気で悩みを解決したい、願いを叶えたいなら、正攻法で挑むべき。
 2017年を、よりハッピーに過ごそうじゃありませんか。

<TEXT/森美樹>