えっそれも!? 栄養士がコンビニで選ばない食べ物

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いつでも食事もおやつも手に入る、便利なコンビニ。忙しい現代人にとってコンビニは心強い味方ですが、「でも体に悪いものも多いのでは……?」と心配な方もいるかと思います。

そこで今回は栄養士の筆者が、コンビニで選ばない食べ物をどうやって決めているか、その”判断基準”を3つご紹介したいと思います。

(1)加工度合いの高いものは選ばない

コンビニ食品で気になるものの筆頭は、“食品添加物”ではないでしょうか。食品添加物は食品の日持ちをよくしたり、味や見た目を調整するために使われています。

そしてこの食品添加物は、加工度が上がれば上がるほど、多く使われる傾向にあります。例えば同じ肉でも、肉そのままで売られるときは無添加の状態ですが、これがソーセージやハムになると“保存料”“pH調整剤”“酸化防止剤”“乳化剤”“発色剤”などの多種の添加物が使われることが多いです。

つまり、なるべく加工されていないもの、原料(肉や野菜など)の原型がわかるものを選ぶと、自然と添加物の摂取量を減らすことができます。おでんの具材だとソーセージや練り物より大根やこんにゃく、昆布などの方がベターでしょう。

(2)人工甘味料をとるぐらいなら砂糖をとろう

続いてお菓子コーナーに目を移すと、最近多いのが砂糖の代わりに人工甘味料を使った飴やガム、タブレットなどの商品です。お菓子だけでなく、清涼飲料水でも人工甘味料を使ってカロリーゼロにしたものなどが並びます。

確かに砂糖のとりすぎはよくありません。ですが、それを人工甘味料に置き換えたら問題は解決するのでしょうか。人工甘味料の種類にもよりますが、その安全性、また人体へ与える影響についてはまだわかっていない部分も多いのです。

また、筆者は人工甘味料の後味が好きではないので、普通に砂糖を使った商品を選ぶようにしています。砂糖の摂取も、頻度が少なければ気にするほどではありません。

(3)エンプティカロリー商品を食事にしない

“エンプティカロリー”とは、カロリーだけ高くて他の栄養素(特にビタミン、ミネラル、食物繊維など)が少ない食べ物のことです。その代表が菓子パンです。たとえばメロンパン一つで立派な定食一食分のカロリーがとれてしまうものもあります。

こういった食品はお腹は満たされますが、健康や美容に必要な栄養素はほとんど含まれていません。よって食べるときはそのことを認識した上で食べた方がよいですし、食事にするなどもってのほかだと言えるでしょう。パンはパンでも、名前に”菓子”が入っていることを忘れないようにしましょう。

コンビニ商品も、最近はずいぶん健康志向のものが増えてきましたね。しかし、同時に幅広いニーズに応えるためにいろいろな商品を取り揃えてもいます。ぜひ正しい知識を身に着けて、心も体も満足できる商品を選ぶようにしてくださいね。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ。

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※ Dirima / Shutterstock