パチーノ&ホプキンスが初共演で舌戦! (C)2015 MIKE AND MARTY PRODUCTIONS LLC.ALL Rights Reserved.

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 アル・パチーノとアンソニー・ホプキンスが初共演したサスペンス映画「ブラック・ファイル 野心の代償」の本編映像が公開された。裁判所での審理の前に証言を記録し書面化する“証言録取”の光景を切りとっており、敵対する役柄を演じた名優2人が劇中で唯一顔を合わせた貴重なシーンを映し出す。

 「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメルが主演する本作は、巨大製薬会社の薬害問題と、人間の野心や欲望をテーマして描いた作品。野心家の若手弁護士ベン・ケイヒル(デュアメル)が、臨床データの記載された機密ファイルを入手したことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく。、清水崇監督作のハリウッド映画「THE JUON 呪怨」(2004)の共同プロデューサーを務めた日系人シンタロウ・シモサワが監督デビューを果たし、イ・ビョンホン、アリス・イブ、マリン・アッカーマンらが共演する。

 公開された映像は、シモサワ監督が「(パチーノとホプキンスが)初共演だからといって共演シーンを乱発するのではなく、重要なシーンに限定したかった」という意図を込めた場面で、巨大製薬会社の会長デニング(ホプキンス)と、ケイヒルが勤める弁護士事務所の代表エイブラムス(パチーノ)が舌戦を繰り広げている。「弁護団はどうした?」と皮肉交じりに問うエイムブラムスに対し、デニングはなぜか余裕の表情。“証言録取”が進むなかで、デニングが「この申し立てを揺るがす新事実が明らかになった」と発言し、エイブラムスたちを戸惑わせるという緊迫のやり取りを描いている。

 シモサワ監督いわく、ホプキンスは本作の撮影をかなり楽しんでいたようで、休憩中には技術スタッフのスマートフォンに「羊たちの沈黙」で演じたハンニバル・レクター博士のボイスメッセージを吹き込むというチャーミングな一面を見せたという。一方のパチーノは現場でアドリブを連発。エイブラムスがシェイクスピアの詩を引用してケイヒルに忠告を与えるクライマックスシーンを、自ら発案するなど、積極的な姿勢を見せていたようだ。

 「ブラック・ファイル 野心の代償」は、17年1月7日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。