27日、安倍晋三首相はオバマ米大統領と同日(日本時間28日朝)真珠湾を訪れ、犠牲者を慰霊した。安倍首相は戦没者に対する哀悼の意や不戦の誓いは示したものの、謝罪や反省には直接言及しなかった。これについて中国外交部が質問に答えている。写真は真珠湾。

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2016年12月27日、安倍晋三首相はオバマ米大統領と同日(日本時間28日朝)真珠湾を訪れ、犠牲者を慰霊した。安倍首相は戦没者に対する哀悼の意や不戦の誓いは示したものの、謝罪や反省には直接言及しなかった。これについて中国外交部が質問に答えている。中国外交部公式サイトが伝えた。

中国外交部の27日の定例記者会見で、「日本の首相が真珠湾を訪問したが、今度は南京を訪問し中国の国民に謝罪すべきと考えているか?」「今回の安倍首相の真珠湾訪問は、第2次世界大戦の歴史を完全に清算する狙いがあると報じられているが、どう思うか?」との質問があった。

これに対し華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「安倍首相の今回の訪問はパフォーマンスの要素が強い。主に中国を念頭に置いているのだろう。私の同僚である陸慷(ルー・カン)は先日、日本の首脳がどこに訪問し慰霊を行うべきか適切な提案をしている。付け加えることがあるのなら、それは『心から反省することが和解を実現する唯一のカギ』ということだ」と述べた。

さらに、「真珠湾を訪問し慰霊しただけで第2次世界大戦の歴史を清算しようと考えるのは片思いに終わるだろう。世界反ファシズム戦争の東方の主戦場が中国だったことを忘れてはいけない。中国は世界反ファシズム戦争勝利のために多くに犠牲を払った。中国といったアジア被害国との和解がない限り、日本は歴史のページをめくることはできない。日本は歴史と未来に責任を取る姿勢を見せるべきで、過去と完全に絶ち切るためには侵略の歴史に対し心から深く反省する必要がある」と語った。(翻訳・編集/内山)