photo by acworks

写真拡大

 ブログやツイッターなどSNSを通じて、誰もが気軽に情報発信者になれる昨今。だが、その反面、不用意なネット投稿をして危うく炎上しかけたという人も少なくないだろう。

 「おでんツンツン」動画など、理性あるはずの大人でも、不用意なネット投稿で炎上してしまう。ましてやSNSの利用頻度が高い10〜20代の子供であれば、なおさらヒヤリとした経験を持っているはずだ。

人材サービス会社の株式会社VSNは、全国の10〜20代の男女2715人を対象に「10・20代のSNSの利用実態調査」を行った。調査は’16年12月16〜19日に行われた。

◆「批判を受けそうな投稿」4人に1人

 まず、「SNS上で一度でも批判を受けそうな投稿をした経験はありますか」という質問に対しては、「ある」が24.7%、「ない」が75.3%。およそ4人に1人が批判を受けそうな投稿をしたことがあるという結果が出た。

 また、その内訳を見てみると、世代別では10代が25.8%、20代が23.7%と、ほぼ同一だった。しかし一方で、性別ごとでは男性が31.2%、女性が19.3%と、男性のほうが1.5倍批判を受けそうな投稿をした経験があることが判明した。

 さらに、SNSの投稿で不快と感じる投稿を見た場合、どのような行動をとるかについても尋ねた。もっとも多かった回答は「特に何もしない」が6割以上で最多。次いで「サイト管理者へ報告する」だったが、こちらは2割にも及ばなかった。

◆SNSに投稿する目的で出掛ける

 そして、SNSに投稿する一番の目的を聞いたところ、男女ともに「楽しいから」という回答がトップで、次いで「気持ちを共有したいから」「癖でやってしまうから」「反応が楽しみだから」などが挙がった。

 また、「これまでにSNSに投稿することを目的に出掛けたことはありますか」という質問に対しては、「ある」が35.9%、「ない」が64.1%だった。

「ある」と答えた人の内訳は、男性が39.6%、女性が32.7%。また、「ある」と答えた10代は37.7%で、20代は34.2%と、冒頭の批判的な投稿に関する質問とは対照的に、こちらでは性別や世代ごとの違いはほとんど見受けられなかった。

 ちなみに、SNSに投稿することを目的に出掛けた行き先としては、「話題の飲食店」が6割超とトップで、次いで「観光地(国内)」「アミューズメントパーク」などが選ばれた。

 そして、「SNSでライブ動画を配信した経験はありますか」という経験に対しては、「ある」が18.8%、「ない」が81.2%だった。個人情報流出や、ネット炎上などの危険性があるライブ動画配信だが、若者のなかでは5人に1人が経験あるという結果だった。

 本人が意図していなくても、引き起こしてしまうネット炎上。若さゆえの好奇心でライブ動画配信や、批判を受けそうな投稿を行うのは自由だが、その際は細心の注意を払うよう気をつけたほうがよさそうだ。

【出典】VSN「10・20代のSNSの利用実態調査」
http://www.vsn.co.jp/news/20161222.html

<文/HBO取材班>