中国を訪れる日本人旅行客が減少しているという。中国政府・国家観光局(国家旅遊局)によると、2015年通年で中国を訪れた日本人は前年比8.1%減の249万7700人だった。訪中した日本人は商用、観光のいずれの場合も減少し、特に観光目的での中国を訪れた日本人は前年比35.0%減の延べ51万6200人となった。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国を訪れる日本人旅行客が減少しているという。中国政府・国家観光局(国家旅遊局)によると、2015年通年で中国を訪れた日本人は前年比8.1%減の249万7700人だった。訪中した日本人は商用、観光のいずれの場合も減少し、特に観光目的での中国を訪れた日本人は前年比35.0%減の延べ51万6200人となった。

 中国メディアの今日頭条は25日、日本を訪れる中国人旅行客が増加の一途を辿る一方で、中国を訪れる日本人旅行客が減少傾向にあることを伝え、「なぜ日本人は中国に旅行に来なくなったのか」と主張した。

 記事は、2012年に中国を訪れた日本人旅行客の数は約350万人だったとしながらも、それ以降は減少傾向にあることを指摘。国家旅遊局のデータによれば、15年の訪中日本人は250万人を割り込んでおり、記事の指摘どおり、「中国を訪れる日本人が減少している」のは事実だといえる。

 続けて、「日本人には古代中国が好きな人が多くいるが、現代化が進む中国に魅力を感じなくなっている」という見方があることを紹介。また、観光とはもともと「普段は見れない美しいものや、誰かに教えたくなるような新しい知識を得ること」だとしつつ、日本人が中国に旅行に来なくなったというのは「お金をかけてまで中国を訪れる価値がないと考えるようになったため」ではないかと論じた。

 これについて、記事には多くのネットユーザーからコメントが寄せられており、「中国は街中ゴミが溢れて乱雑だし、交通には秩序がなく、スリや窃盗も多い。買うべきものはないうえ、質は低く、それでいて物価が安いわけでもない。日本人にとって中国にどんな魅力があるっていうのだ」という声のほか、「やはり大気汚染が原因ではないか」という指摘もあった。全体的には自虐的な声が多く、「大気汚染などで環境が悪化している中国には、日本人にとって観光で訪れるべき理由などない」といったコメントが多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)