27日、韓国メディアによると、不倫の証拠をつかむため夫の車に盗聴器を設置した妻に、慰謝料の支払いを命じる判決が韓国で出された。資料写真。

写真拡大

2016年12月27日、韓国・ニューシスなどによると、不倫の証拠をつかむため夫の車に盗聴器を設置した妻に、慰謝料の支払いを命じる判決が韓国で出された。

ソウル中央地裁は同日、妻が夫の不倫相手を相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、不倫相手に対し妻に3000万ウォン(約300万円)を支払うよう命じる判決を言い渡した。また、不倫相手が妻を相手取り起こした訴訟について、妻に対し不倫相手に50万ウォン(約5万円)を支払うよう命じた。

1996年に結婚し3人の子をもうけた妻は、夫の浮気の証拠をつかむため今年1〜2月、2度にわたり夫の車に録音装置を取り付けた。録音されたファイルには、夫と不倫相手が愛称で呼び合い、体の関係をうかがわせる会話を交わす様子が収められていた。妻は不倫相手が原因で婚姻関係が破綻し精神的苦痛を受けたとして訴訟を提起、これに対し不倫相手は「隠れて会話を録音したのは通信秘密保護法違反」として訴訟で対抗した。

裁判所は不倫相手について「相手が妻帯者であることを知りながら不正行為をし、夫婦の生活を侵害・妨害した」などとして慰謝料の支払い義務があると判断、また妻の行為について「通信秘密保護法に違反」しているとし、また不倫相手に精神的苦痛を与えたとしてやはり慰謝料の支払いを命じた。妻に命じた慰謝料の金額については「録音に至ったいきさつや録音方法、回数などを総合的に考慮した」と説明した。

この判決に、韓国のネットユーザーからは妻に同情する声が数多く寄せられている。

「むしろ加害者の方が堂々としてるね」
「そもそもの原因をつくったのは夫なのに」
「これが違法なら、どうやって不倫の証拠をつかめばいいの?」

「じゃあ『浮気したの?』とでも面と向かって聞けってこと?」
「不倫相手が訴訟を起こすとは、まったくひどい世の中だ」
「盗聴が違法でも、不倫が事実なら慰謝料をたっぷりもらって離婚すればいいさ」

「この国は不倫天国。下手に結婚して浮気される人だけがばかをみるね」
「ふざけた法律」
「政治が腐っているからか、正気じゃない国民が多いな」(翻訳・編集/吉金)