プロに聞く、おいしいりんごを見分けるポイント2つ

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品種改良によりたくさんの種類が増えたりんご。真っ赤なものから黄色の品種など、彩りもさまざまで迷ってしまいます。
おいしいりんごの見分け方は?
「一般社団法人青森県りんご対策協議会」の里村桃子さんにおすすめのりんごの品種を伺いました。
「"サンふじ"や"王林"がおいしい時期で、店頭でも一番多く見かけると思います。サンふじは皆さんよくご存じのりんごの王様。酸味と甘みのバランスが良く、果肉は堅めでシャキシャキとした歯ごたえとカットすると果肉から果汁がにじみ出るようなジューシーさが特徴です。サンふじの"サン"はお日様の"Sun(サン)"。その名前の通り太陽をたくさん浴びて育ちますので、糖度が高く蜜が入りやすい品種の代表格です。青森では11月上旬から収穫されるので、雪の中で収穫することもあるんですよ。
王林は青りんごの女王とも呼ばれ、独特の良い香りがあります。酸味がほとんどなく甘さが引き立っており、"スイーツのようなりんご"と言われる方もいます。
ーーおいしいりんごの見分け方を教えてください。

・お尻が丸く、赤または黄色っぽく完熟している
人間と同じでお尻が青い(緑)のものは未熟なことが多いです。
・ツルがみずみずしくてハリがある
同じ品種のなかでよりツルが太くてしっかりしているものは栄養をたくさん取っているのでおいしいりんごである可能性が高いでしょう。

「この2つは大きなポイントです。また、人間のお肌と同じで皮にハリがあるものや、同じ品種の同じくらいの大きさのりんごなら、重いほうをおすすめします」
ちょっとしたテクニックでさらにおいしく
ーーよりおいしく食べるためのテクニックはありますか?
「りんごに含まれる果糖は冷やすことでさらに甘くなりますので、冷蔵庫などで冷やしてから食べるのがおすすめです。また冷やす際には必ずポリ袋などに入れて口を閉じてから冷やしましょう。ポリ袋に入れる目的は二つ。一つはりんごの水分の蒸発を防ぐため。もう一つはりんごから出るガスが成長ホルモンのような働きをするため、そのまま野菜室に入れると他の野菜や果物の熟度を早め傷みやすくさせてしまうからです」
冷やすと甘くなるとは知らなかった! 早速実践してみたいと思います。
[健康果実「青森りんご」]
image via Shutterstock