26日、スモッグが激しさを増す中国で、中国共産党機関紙が「食事で排出される油煙が都市の大気汚染源になっている」と伝え、人々から反感を買っている。写真は北京の大気汚染。

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2016年12月26日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによると、中国でスモッグが激しさを増しており、市民に大気汚染対策を強い、各地で抗議活動が行われようとしている中、中国共産党機関紙・人民日報の掲載した記事が反感を買っている。

人民日報が掲載して反感を買ったのは、「食事で排出される油煙が都市の大気汚染源になっている」との記事。大気汚染対策として、工場の停止や自動車の通行規制などが数十都市で行われているが、汚染はやまず、食事や調理で生じる油煙がスモッグを発生させる原因だとの見方を伝えている。

記事は、各地で計測したPM2.5のデータを示し、北京の大気中のPM2.5の13%が食事で出る油煙を原因とした上で、「こうした油煙の問題はすでに看過できないものになっている」と指摘した。

中国のネット上では、「何だか小ばかにされた気分だ」「いったいどこの誰がこんな記事にだまされるものか」「今の時代は食事すら過失になってしまうんだな…」などのコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/岡田)