(株)デジックス(TSR企業コード:296884995、法人番号:7011001056610、渋谷区広尾5−8−14、設立平成18年10月、資本金2億3800万円、土岐隆之社長)と、関連の(株)AIC(TSR企業コード:012519600、法人番号:7011001101977、港区南麻布4−14−4、藤田有造社長)は12月26日、債務整理を水野晃弁護士ほか1名(みなつき法律事務所、千代田区麹町4−1−5、電話03−5214−3585)に一任した。
 債権者へ送付した通知文には、「財産状況や事業継続の見込みについて確認中であり、これらの確認が終了した段階で債務整理の方針を決定する」と記載されている。
  負債は現在調査中。

 (株)デジックスは、特許管理などを目的に(株)DC総研として設立。平成20年4月に流通関連の情報処理サービスへ主力事業を転換し、現商号に変更した。電子決済処理を中心としたシステム開発等を手掛け、これまでに高額決済自動承認システム「プラズマシステム」、店舗POS決済システム「DIGI−CAT」などの開発実績があり、複数の特許なども有していた。近年はクレジットカード決済情報処理事業、ECクラウドサービス(加盟店に対するウェブ委託販売サービス)などが牽引して業績を拡大し、28年6月期には過去最高の売上高約70億8800万円をあげていた。また、関連会社を通じてリース保証事業やセキュリティーカメラサービス、個人認証サービス事業などの多角化も進めていた。
 しかし、業績拡大の一方でシステム投資にかかる負担が経営を圧迫。以前から採算性が低く資金繰りは厳しさを増し、今回の措置となった。AICはクレジット決済サービスを行っていたが、デジックスとともに今回の措置となった。