デンソーは27日、軽自動車の安全性向上に貢献するセンサーとして小型のステレオ画像センサーを開発したと発表した。車両に搭載されるステレオ画像センサーとしては世界最小だという。ダイハツ「タント」の衝突回避支援システム「スマートアシスト3」に採用されている。

 画像センサーは、カメラにより道路上の白線や前方の物体を識別する。左右2つのカメラを搭載することで、対象物までの距離測定の正確性を向上し、緊急時の対車両、対歩行者の衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、さらにロービームとハイビームを自動で切り替え夜間の視認性を向上させる。

 高精度なレンズ歪み補正とステレオマッチング技術の組み合わせにより、求められる測定距離を保ちつつカメラ幅を半減するとともに、センサーを制御するECUを一体化することで、さらなる搭載性の向上を実現した。ルームミラーの裏側に搭載が可能となり、ドライバーの前方視認性を確保するとともに、フロントガラスに付着した異物の除去がしやすいワイパーの作動領域に搭載することで、雨天や異物付着時の性能を確保している。