メルボルンのマーケットに行ったら、みんな自分の「好き」を探してた

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メルボルンでは、毎週末どこかでマーケットが開催されています。

東京でも、近ごろはおしゃれなマーケットが少しずつ増えてきた気もするけど、とくにメルボルンではマーケットが盛ん。

まだ無名なアーティストたちの作品がいっぱい

「アーティストの街」といわれるメルボルンで開かれるのは、まだ名の知れていないアーティストたちが、絵画やアクセサリーなどの作品を披露する場としてのマーケットです。

流行とかではなく、それぞれが個性あふれる作品を販売していて、とても見応えがあります。

また、マーケットでよく見かけるのは、自分のこだわりが出てくるアラサー世代の女性アーティストたち。仕事をするかたわら、モノ作りが好きだから! といって、週末だけマーケットに出店するという人もいます。

すべてのアーティストたちにチャンスがあるのがマーケットの醍醐味です。

ちょっとしたひと言から会話が始まる

今回は、マーケットのなかでも人気なBig Design Marketへ行ってきました。

会場は、たくさんの人でにぎわっている様子。皆、新たな出会いにワクワクしていて、こっちまでなんだか心が躍ります。

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そんななか、ひときわ輝いていたふたり。「素敵だから写真が撮りたいんだけどいい?」と聞くと、「うれしい、もちろんよ! その写真、私にも送って」と茶目っけたっぷりに返事をくれました。

そのあと、他愛もない会話が始まります。そんな、和気あいあいと楽しくおしゃべりしながら買い物できるのがマーケットの最大の魅力かもしれません。

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彼女たちが販売していたのは、アクセサリー。

大振りで遊び心あふれるカジュアルなデザインなのに、色合いはシンプルで落ち着いているからか、モダンで大人っぽい雰囲気。シンプルなスタイルに、アクセントとして取り入れたくなります。

大人も子どもも、自分のいちばんを探している

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食器と花器のお店も見つけました。毎日のおうちごはんだって、こだわりの器で楽しむのがメルボルン流です。

メルボルンでは、マーケットで気に入った家具や絵画を、家のなかに飾る人がとても多く、自分の感性や「好き」という気持ちを大事にしています。

有名な画家が描いた絵画ももちろんいいけれど、自分のいちばんをいつも探している。そんな姿勢が素敵です。

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それは、子どもたちだって同じ。

手前に見える木にぶら下がっているモビール。これ、子どもたちの作品なんです。

子育てしながら働く女性も多く、マーケットではよく目にする光景。ベビーフレンドリーなメルボルンらしいな、と感心します。

子ども用のブースも、飽きないように工夫してあって、これならお母さんも買いものに集中できて一石二鳥。こういう経験からアーティストを目指す人も多いのかもしれません。

便利な時代だからこそ、マーケットに惹かれる

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もともと東京に住んでいた私は、メルボルンのマーケットのような、無名のアーティストたちのための場があることに驚きました。

最近では「minne」などのサイトが、マーケットに似た機能を果たしている気がします。

毎日の生活がテックフレンドリーになってきているいま、人ともモノともインターネットでつながることはとても簡単。

でも、そんななかで私は、メルボルンの古典的なマーケットのスタイルに魅了されたのです。

作家それぞれのオリジナリティがあって、遊びに行くだけでも自分の感性が研ぎ澄まされたような、特別な気持ちにさせてくれるマーケット。

便利で手軽なものであふれる時代だからこそ、手間暇と自分らしさが詰め込まれたマーケットに魅力を感じます。

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