お年玉を渡したくない。最低限の金額で済ませたい!正月を最小の出費で切り抜ける方法

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正月はおめでたいけど財布には厳しい。そう思ったことないですか?せっかくのお休み、テレビでも見てのんびり過ごそうと思っても、流れてくるのは面白くも無い芸人の薄ら寒い番組ばかり。お散歩でもするかと外に出れば初詣でお賽銭とか、初売りの福袋で欲しくもないものを衝動買いしちゃうとか、年に一度なんだから今日くらいは贅沢するべ!といきなりステーキに滑り込んじゃうとか、とかく世界は僕らからお金を吸い取ろうと必死です。そんなかんだでただでさえお金が無くなるお正月、ここに加えてお年玉なんてもう正月界の大ボス。ダイソン並みの吸引力に勝つ方法を今から考えておかないと!そうそう、地デジで観る番組が無い時は、Netflixなどの配信サービスを使えば色々楽しむことが出来る予感!役に立つnanapiの記事でお正月を攻略しよう!

■ お年玉クレクレの猛攻に勝利しようと思ってたのに

しかしそうは言っても年中行事。今後のお付き合いを考えれば正面切って断ったり避けたりするのはかなり困難です。

◎ 「あ、僕お金無いんで」

そういう大人の都合に子供は合わせてくれません。彼らが興味を持っているのは金であって事情ではないのです。「じゃあ僕は10円でもいいから!」という子供の声を無視出来ますか?

◎ 「お金は貰うものじゃなく、稼いで手にするものだから」

なんて子供に言ったら完全にヤバイ人です。子供が求めているのは労働ではなく金です。親戚のおっちゃんに「まずお前が働かんとなぁ」と高速ブーメランを投げられる危険性も否定出来ません。

◎ 「不要な大金は人間関係を破壊するからね」

それは貧乏人の言い訳です。金の切れ目は縁の切れ目。金は無くなると人は去って行きます、金が懐にたんまりあると知ると人はわらわらと寄ってきます。子供はストレートです。金こそが人気者になる秘訣と本能的に知っています。

◎ 「逆に2倍にして返すから」

禁じ手です。それで2倍にして返したやつを見たこと無いです。ていうか渡す立場の設定なのでは。

今は諦めましょう。迂闊に出歩いてしまった己の判断ミスを呪いましょう。親戚の子に遭遇してしまった以上、大人としての威厳を見せつけるというパラダイムシフトに打って出るしかありません。その子供が成人した暁には、もしかしたら逆にお年玉をくれるかもしれないじゃないですか。所謂先行投資です。ベンチャーキャピタルのイノベーションでwin-winです。出資者として将来生まれた利益の一部を得られるチャンスと考えるのです!

■ 渡すからにはここで知恵をこらそう

要はコスパ。少ない金額で最大限の満足を与える演出力が正月早々問われることになりました。いや、これこそ千載一遇のチャンス!災い転じて吉と為す!今までソシャゲのガチャに何十万もぶっ込んできたのは何の為か?射幸心を煽る罠のノウハウを、自らの財布を傷めてまで学んできたじゃないですか。そこで今回は、難易度順にお年玉の悪夢からコスパを意識してやり過ごす方法を経験を活かしつつ伝授します。今回の作戦ではお年玉を渡さざるを得なくなったターゲットを「小学校2年生のやんちゃざかりの男の子 音シダマ君」と仮定します。それなりにお金の意味を感じ始めており、同時に欲しいものが心の中にむらむらと湧き上がる、そんな世代です。

■ お年玉の正しい相場計算式は「年齢÷2×1000円」

ググってみると、お年玉の平均金額は「年齢÷2×1000円」という数式が丁度いいんですって。そうすると、今回の男の子 (以下シダマ君)の場合は8歳÷2×1000円ですので4000円となります。しかし4という数字は死ですし、偶数はなんとなく日本人が忌み嫌う数字。そこで+1000円オマケして、2017年の仮想お年玉金額は5000円で決定しました!よーし、ここから頑張って削りまくるぞ!!

■ プランを立てて戦いに臨もう

◎ 支払いリスク100%(さようなら5000円コース)

親戚付き合いの観点から、お年玉を回避するのが困難な場合、それでもキャッシュを与えるのは負けた気がしてとにかく悔しくて死にそうです。そこでもっと大人の格好良い渡し方をしましょう。5000円分スカッとすればこの悔しさも少しは報われる筈です。

・ITおじさん大活躍

bitcoin。レートを考えて渡さないとえらいことになるから気を付けましょう。ですが、そもそも子供にはこの面白さが伝わらない可能性も大。bitconを受け渡すにはアプリのインストールも必要。となると、ITに長けている賢そうなお兄ちゃんというイメージ戦略にもなりますね。…「あれ?シダマ君は仮想通貨を知らないのかな?」

・お年玉分金利が手に入るライフハック

勝手に郵便口座を開いて、それに毎年入金しましょう。通帳のみを渡し、判子は親へ、カードは自ら管理。毎年毎年正月に通帳記入させお年玉の入金確認をさせるのです。大人になるまでキャッシュカードは預かったまま。どうしても欲しい薄い本があったとしても、それは手を付けてはいけないお金です。…「シダマ君、金利分はお兄ちゃんのものだから」

・お金を使わせて日本に貢献だ

可能な限り小銭にして、それを意味ある形にして渡すのはどうでしょう。100円ずつ50枚の封筒に入れて表面に1週間毎の日付を記入しておいて、1週間に1袋ずつ使おう!とするとか。使い切った頃に次のお年玉シーズンがやって来るという仕掛けです。無駄遣い戦士養成ギプスの誕生です。…「お、シダマ君のお金がまだ残ってるやん。今年はその分減額な」

5000円はきっちり子供に取られるけど、何らかの意味があればそれでよかよか。

◎ 支払いリスク 50%(さようなら2500円+コース)

金は楽しては手に入らない、世間の荒波を教え込みましょう。しかし相手は子供、本気になっても仕方ありません。そこでゲームで勝負!マリオカートなどメジャーなやつがいいけど、子供が持ってないゲームで戦うのがポイントです。そうすれば勝率がみるみるアップする上に、最後のサプライズにも有効ですしね。シダマ君が勝ったら5000円、負けたら残念賞で2500円。

・「(3DSからゲームを抜きながら)ほい、シダマ君、お年玉のオマケや。これでもっと特訓して出直してくるんやな」
・「(3DSからゲームを抜きながら)ほい、シダマ君、お年玉のオマケや。おいちゃん、もうこれは飽き飽きなんや」

シダマ君のうっとりする顔が目に浮かびます。

◎ 支払いリスク30%(さようなら1500円コース)

お年玉をエンターテインメントに昇華させましょう。そもそもシダマ君は貰える金額を知らないから何を選べば得かなんて判らないハズ。ボリューミーにそして楽しく。年に一度、おじちゃんが面白いことをやらせてくれる上にお金までくれるなんてすげぇとお子様狂喜乱舞間違い無しです。どんなゲームでも一度プレイすれば病みつきになって「もう一回!もう一回!」とねだられるでしょう。そこでルーレットやサイコロを準備しておいて、泣きの一回チャンスコーナーをやってあげれば得られる商品金額の少なさなどに気付く暇もない即席ギャンブル中毒の完成です。大人のずる賢さを充分に発揮しないとね。

・千本釣りでお祭り気分を演出せよ!

縁日でお馴染みの千本釣り。紐の先にはお年玉袋やPS4、金塊や妖怪メダル、うまい棒100本やチョコ一年分など夢のような商品が続々。紐の先に幾らのものの何を繋ぐかで当選金額のコントロールも自由自在。そのすべてに実直に紐を繋ぐか、それはあなた次第です!…「シダマ君残念!ほい、お年玉は紐に繋がってたうまい棒です」

・現金つかみ取りで商店街の抽選会を演出せよ!

1円玉の比率を上げる事で見た目の強烈なインパクトとは裏腹に取られる金額は最小限に抑えられます。突っ込む穴のサイズを調整すればその金額を一層絞るのも簡単に。1円玉×穴の直径×子供の手の小ささ。もう勝利の方程式は判明しましたね。現金つかみ取りは子供の夢。1000円札一枚のお年玉より1円玉のつかみ取りの方を彼らは絶対に選ぶ、それが子供。その子供の夢を具現化する夢の企画です。…「うおー、すごいねシダマ君。…35,…36,37枚も!ほい、今年のお年玉は1円玉37枚です!」

・お年玉ガチャでリアルソシャゲを演出せよ!

成功と失敗はトレードオフ。挑戦を重ねる事と失敗に学ぶ事は必要なのです。お年玉を手に入れる為には1回10〜100円なルールにしてもなお、この鬼畜なシステムにシダマ君は夢中になるはず。マシンの外からカプセルを見た時、射幸心が煽られまくる様に1000円札、カブトムシの幼虫、チロルチョコまで考え抜いたものを入れておかないとね。欲しい物が出るまで回し続けてしまうその恐ろしさを子供に覚えていただきましょう。…「次は出ると思うけどな…。シダマ君の今年のお年玉はなんとなくジバニャンに見える石です!」

・札も硬貨も氷漬けだ!

社会的情勢を見た結果、諸般の事情で氷漬けは中止です。

◎ 支払いリスク0%(さようならプライドコース)

お年玉は渡すものじゃない、渡されるものだ!そのスピリッツで叔父さんから正々堂々とお年玉を貰おう。そうすればねだろうとしてたシダマ君も「あのおっちゃん、くれる側の人じゃなくてもらう側の人やったんか…」と納得するはず。プライドさえ捨てれば、奪われるはずだったお金もそのままに、この歳になってあらたにお年玉ゲット!という夢作戦!例のお年玉計算式で言えば…、16000円ゲットだぜ!…「お兄ちゃんの方がいっぱい貰ったぞい!シダマ君も早く大人になれるといいね!」

■ シダマ君に幸アレ!

せっかくのお年玉。あげる人も貰う人も気持ちいい新年の初めにしたいですよね。日本人が得意なのは創意工夫。金額が少なくてもそこに「喜んで貰おう」という熱意が込められていれば、それは幼い子の心にもきっと響くはずです。確定している未来を悲劇にするか。それとも希望の始まりにするか。それはあなたのお年玉のあげ方に掛かっています。え、お年玉をあげたい気持ちはあるけど、外に出る服がない?確かにそれはありがちです。それじゃさっそく正月に向けて、Amazonで服を注文、と。

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(著:nanapiユーザー・maxspeed)