交通省、ウーバーに納税呼びかけ  来年からは罰則強化/台湾

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(台北 27日 中央社)交通部(交通省)は26日、配車アプリ「ウーバー」に対し、納税と保険への加入、国による管理の受け入れを求めた。公路法の改正で来年にも白タクに対する罰則が強化されるのを前に、違法な営業が続く現状を改善したい考え。

自家用車を利用したタクシーサービスなどを提供するウーバー。2013年に台湾に進出した。だが、登記上は情報通信業となっており、運送業の展開は違法行為だ。交通部との意思疎通が続けられているものの、共通認識には至っていない。

新しい公路法では、現行5〜15万台湾元(約18〜54万円)とされている罰金が10〜2500万元(約36〜9100万円)となり、運転手には免許の停止や取り消し、自動車の差し押さえなどの罰則が科せられる。

交通部によると、ウーバーはタクシー業やレンタカー業の申請やタクシー業者との提携が可能としているが、現在までに動きはみられていないという。

ウーバーはこの日、台北市内でのイベントで、政府の対応について、消費者の選択権や運転手の就労機会、テクノロジーによる安全保障の可能性を軽視し、カーシェアリングがもたらすチャンスを阻害していると批判。市民に現行サービスへの支持を求めた。

(陳葦庭/編集:齊藤啓介)