「哭声 コクソン」で國村隼が怪演! (C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

写真拡大

 「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン監督と國村隼がタッグを組んだ「哭声 コクソン」の日本オリジナル予告編を、映画.comが先行入手した。連続して映し出される異常な殺人事件の光景や、本作の演技が評価され、韓国最大級の映画賞である第37回青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たした國村の怪演が衝撃的な仕上がりになっている。

 第69回カンヌ国際映画祭に正式出品された本作は、ナ・ホンジン監督が「暴力描写でスリルを与えた今までのやり方は避けたかった」と過去作の演出手法とタッチをがらりと変えて完成させたサスペンススリラー。小さな村に得体の知れない“よそ者が”やってきたことで、村人が自身の家族を残虐な方法で殺すという不可解な事件が多発していく様を描く。國村がミステリアスなよそ者を演じるほか、クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒらが出演する。

 予告編は、警察官たちが殺人事件の現場検証を行っているシーンから始まる。手錠で腕を拘束されたまま血まみれで息絶えている者など、思わず目を覆いたくなるような被害者たちの姿が映し出される。やがて捜査を担当することになった警察官ジョング(クァク・ドウォン)が謎めいた“よそ者”に疑いの眼差しを向けるが、「見ているものは本当に真実なのか?」というナレーションが先読み不可能の展開を案じさせている。

 また、セリフを発するシーンはないが、ふんどし姿で滝に打たれたり、殺人現場を観察するような表情で見ているなど、國村扮する“よそ者”の不気味さが際立っている。ファン・ジョンミン扮する祈祷師は“よそ者”について「あいつは人間じゃないぞ。悪霊だ」と発言。“よそ者”の正体、そして村を訪れた目的が気にかかる内容になっている。

 「哭声 コクソン」は、17年3月11日から東京・シネマート新宿ほかで全国公開。