By Ryan Somma

イタリアのルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチは、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」といった絵画を手がけただけでなく、建築や数学、幾何学などありとあらゆる分野に精通しており、「天才」と称される偉人です。しかし、そんな天才のレオナルド・ダ・ヴィンチでさえもやるべきことを管理するのに我々と同じようにToDoリストを使っていました。

Leonardo's To-Do List : Krulwich Wonders... : NPR

http://www.npr.org/sections/krulwich/2011/11/18/142467882/leonardos-to-do-list

Leonardo Da Vinci's To Do List (Circa 1490) Is Much Cooler Than Yours | Open Culture

http://www.openculture.com/2014/12/leonardo-da-vincis-to-do-list-circa-1490-is-much-cooler-than-yours.html

2012年に出版された書籍「Da Vinci's Ghost: Genius, Obsession, and How Leonardo Created the World in His Own Image(日本では2013年に発売)」には、ダヴィンチが旅行中に常に持ち歩いていたノートから発見されたというToDoリストが収録されています。ToDoリストは「(計算)とその郊外の測定」「(見つける)ミラノとミラノにある教会について書かれた本。Cordusioに向かう途中にある本屋にあるはず」「(探す)城の測定」のように、行頭にカテゴリをつけて管理されていました。

ナショナル・パブリック・ラジオのRobert Krulwich氏は、Da Vinci's Ghostの著者であるトビー・レスター氏の協力を得てイタリア語のToDoリストを英訳。それをウェンディ・マクノートン氏にイラスト化してもらいました。その一部がこんな感じ。ほぼ元のニュアンスを残して作成したそうです。



その他の内容としては「フランドル地方で『氷上へ行く(go on ice)』とはどういう意味なのか、ベネディット・ポルチナーリ(フィレンツェの商人)に聞く」「メッサー・ファジオ(パヴィーアの医学・法学教授)に会う」「水力学の先生を見つけて、ロンバード式のダム・運河・水車小屋の修理方法を教えてもらう」「ジョバンニ・フランシス先生との約束で、大洋の測定方法を聞く」といった人との約束や、「ミラノを描く」「コート・ベッキオ(大公の宮殿の中庭)を測定する」「大公の宮殿を測定する」「クロスボウを作る」といった行動などがメモされています。

なお、以下の画像は2012年4月7日から10月7日までバッキンガム宮殿にある美術館のThe Queen’s Galleryで「Leonardo da Vinci: Anatomist」という展示会が行われたときに、展示されていたToDoリストです。これはダ・ヴィンチが書いたものそのままで、1508年から1510年にかけて使われたものだとみられています。