25日、ローマ・カトリック教会と中国政府の交渉は大詰めを迎えており、バチカン市国と中国の国交回復は秒読み段階だという。写真はバチカン市国。

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2016年12月25日、RFI中国語版サイトによると、ローマ・カトリック教会と中国政府の交渉は大詰めを迎えており、バチカン市国と中国の国交回復は秒読み段階だという。

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ローマ・カトリック教会はこれまでも中国との国交正常化交渉を続けてきたが、最終的にネックになったのは主教の任命方式だ。今回はローマ・カトリック教会とベトナムが2010年に妥結した方式が踏襲されるとみられている。すなわち公的にはローマ・カトリック教会が主教を任命するが、実質的な人選は中国政府が行うという方式だ。

中国のキリスト教は政府認可の愛国教会と無認可の地下教会に分かれており、正確な信者数の統計はない。しかしすでに1億人を超えているとの推計もある。これは中国共産党の党員数を上回る数だ。しかも年10%のペースで増加していると推計される。30年には中国が世界最大のキリスト教国になるとの予測もある。中国の膨大な信者と直接対話をするのがローマ・カトリック教会の悲願だ。一方で中国政府は政治的リスクになるとの懸念を抱いており、あくまでコントロール下に置きたいとと考えている。(翻訳・編集/増田聡太郎)