米Uberドライバーが客を刺して逮捕(出典:http://www.nydailynews.com)

写真拡大

酒に酔い、タクシーや運転代行を利用する人も多いこの時期。しかし運転手やその車に対する敬意を忘れると、こんな事件も起きるということを忘れてはならないようだ。このほど米ミシガン州で…。

「自分の車にもしっかりとしたプライドを持っている。だから窓をコツンと叩くような行為は許せない。」

警察の取り調べに対してそう語っているのは、デトロイトに近いミシガン州オークランド郡のブルームフィールド・タウンシップで17日に暴行罪で逮捕された、ジェイコブ・マシュー・アレモン(23)というUberの運転手。利用客の男性が「乗らせてもらうよ」といって車の窓をノックしてきたことがひどく癇に障ったという。

ジェイコブが乗せたのは、パーティを終えて同郡ビバリーヒルズの自宅に帰るところであった49歳の男性とその妻(それ以上の情報は明らかにされず)。1.6kmほど走ったものの、乗車の際に男性が車の窓をノックしたことにジェイコブの怒りは収まらず、ついには彼らに「降りろ」と命令した。しかし外は吹雪で、男性は「代わりの車がすぐに来てくれるのか」と不服そうにジェイコブに呟いた。これにもカッとなったジェイコブは刃物を取り出し、男性を5回も刺したという。

ジェイコブの身柄はオークランド郡拘置所に送られて保釈保証金は25万ドルと設定された。この事件に関してUberの広報担当者は「わが社としてもこの事件に強いショックを受けています。(ジェイコブとは)契約を解除したため、この男が二度とうちで働くことはありません」と述べたのみである。

出典:http://www.nydailynews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)