理論株価が割高⇒割安に転じたチャンスを見逃すな! 業績の大幅な上方修正などの影響で割安になっている 東宝やユニー・ファミマHDなどの12銘柄を紹介!

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ダイヤモンド・ザイ誌上で3カ月に1度掲載している「理論株価」は、割安度が一発でわかると大評判。現在発売中のダイヤモンド・ザイでも、全上場3619銘柄の「理論株価」を掲載しており、しかも3月決算企業の第2四半期決算、12月決算企業の第3四半期決算に基づく今期予想の修正を反映した“最新版”となっているので注目だ。

今回は、ダイヤモンド・ザイに掲載している「理論株価」特集の中から、業績の上方修正などを受けて、前回(2016年10月号)掲載時は「割高」だったにもかかわらず、今回は「割安」に転じている12銘柄を紹介。割高から割安に転じた“チャンス株”をチェックしよう!

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3ヵ月前は割高だった54銘柄が
今回は割安に転換した!

 ダイヤモンド・ザイでは3カ月に1度、その理論株価を掲載している。今回からは、前回(2016年11月号)掲載時には割高だった銘柄が割安に転じた銘柄は、ダイヤモンド・ザイ2月号本誌ではコードの前に「転」の文字を掲載することにした。赤字だった会社が黒字に転換する時が狙い目になるように、理論株価も割高から割安に転換する時が狙い時。そんなチャンス株を探しやすくしたのだ。

 今回、割高から割安に転換したのは、3619銘柄中54銘柄。その中で、時価総額が1000億円以上の12銘柄を掲載しよう。

◆割高から割安に転換した時価総額1000億円以上の12銘柄(割安順)
会社名(コード) 株価(12/5) 理論株価 割安度 最新の株価
1位 GMOペイメントゲートウェイ(3769) 4390円 8940円 51%
2位 ユニー・ファミリーマートHD(8028) 7180円 1万843円 34%
3位 東京エレクトロン(8035) 1万円 1万1654円 14%
4位 SCREEN HD(7735) 6400円 7429円 14%
5位 セガサミーHD(6460) 1700円 1937円 12%
6位 日本ライフライン(7575) 2417円 2737円 12%
7位 持田製薬(4534) 7690円 8280円 7%
8位 象印マホービン(7965) 1435円 1540円 7%
9位 西松屋チェーン(7545) 1447円 1522円 5%
10位 東宝(9602) 3315円 3469円 4%
11位 ALSOK(2331) 4530円 4601円 2%
12位 ホギメディカル(3593) 6600円 6680円 1%

 1位のGMOペイメントゲートウェイ(3769)はGMOインターネット(9449)の子会社で、EC会社にクレジットカード決済サービスなどを提供。16年9月期は34%増収・28%営業増益で期初計画を大幅に上回る好成績。今期は55%増収・31%営業増益と、さらに発展を見込む。好業績を受けて、理論株価は前回(2675円)の約3.3倍にまで上昇した。

 2位のユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)は、10月11日の第2四半期決算発表で、統合後の通期予想を公開、113%増収・16%営業増益を計画。これを受けて、理論株価は前回(4588円)の約2.3倍に上昇した。

 以下は通期予想を上方修正して理論株価が上がった銘柄で、3位の東京エレクトロン(8035)は主力の半導体製造装置事業の受注が堅調に推移して利益率も改善。4位のSCREENホールディングス(7735)はセミコンダクタが受注好調。5位のセガサミーホールディングスはパチンコやパチスロ機の利益改善が進んだ。この結果、理論株価が上昇して、割安に転換した。

 6位以降の銘柄も、株価が下がったために割安に転じたALSOK(2331)とホギメディカル(3593)以外は、通期予想を上方修正して理論株価が上昇した銘柄。持田製薬(4534)以下は割安度がまだ1ケタ台で、こうした好業績銘柄が、今後どこまで割安度を拡大できるか、注目だ。

 最後になったが、理論株価の算出方法を紹介しよう。理論株価はその株の成長価値(予想1株益に将来の想定成長率を掛けて算出)と利益価値(予想1株益に将来利益の織り込み年数を掛けて算出)、そして資産価値(直近の1株純資産)を合計したもの。つまり、業績と財務のデータから算出している。