男たちの存在をかけた決闘に心躍る (C)2017「武曲 MUKOKU」製作委員会

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 綾野剛の主演、熊切和嘉監督のメガホンで藤沢周氏の小説を映画化する「武曲 MUKOKU」のティザービジュアルと特報映像が、このほど完成した。特報は雄叫び以外の一切のセリフを排除し、綾野と村上虹郎が嵐の中などさまざまな状況で剣を交える姿をとらえた。2人の鬼気迫る表情と、真剣勝負の熱量が印象的な仕上がりだ。

 芥川賞作家・藤沢氏が2012年に刊行した「武曲」を原作に、綾野と熊切監督が「夏の終り」(2013)以来、約3年ぶりにタッグを組み実写化。剣道5段の腕前を持つが自堕落な日々を送っている研吾(綾野)が、恐るべき才能を秘めた高校生・羽田融(村上)と出会い、再び剣の道を歩んでいくさまを描いた。

 映像は、綾野の汗ばむ背中や、村上が射抜くような目で見つめ返す姿も映し出す。男たちの荒々しい闘気がにじみ出ており、池永正ニが手がけた音楽が、その熱気を一層盛り上げている。さらにビジュアルは、「破滅か、救いか--」というコピーとともに、綾野が豪雨に打たれる様子を切り取っている。

 映画「武曲 MUKOKU」は、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明らが共演し、「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」の脚本家・高田亮と撮影・近藤龍人が参加している。2017年6月に全国で公開。