2016年12月25日、韓国・京郷新聞によると、元慰安婦の証言を日本で最初に報道した元朝日新聞記者の植村隆氏が、元慰安婦らが共同生活を送る京畿道の「ナヌムの家」を訪問した。

植村氏は1991年8月11日付の朝日新聞で、韓国挺身隊問題対策協議会が記録した金学順(キム・ハクスン)さんの証言を報じた。その3日後に金さんが記者会見を開いて被害事実を証言し、慰安婦問題は公に議論されるようになった。

植村氏は24日午前にナヌムの家を訪れ、昨年9月に韓国で出版した自身の著書「私は捏造(ねつぞう)記者ではない」を元慰安婦らに手渡した。また、植村氏は慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意について、「日韓政府が慰安婦問題を永遠に記憶し、同じ過ちを繰り返さないという決意を示すべきなのに、そのような内容は含まれていない」と述べ、「間違った合意だ」と強調した。

このニュースに、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「勇気ある記者が正しい歴史を書いた。日韓両国に良心を持つ知識人が増えることを願う」
「ありがとう。難しい決断だっただろう」

「慰安婦合意に賛成した国連の韓国人事務総長が情けない」
「彼のような記者を尊敬する」
「他国民のために努力してくれてありがとう。国を超え、人類の平和を考える人がもっと増えてほしい」

「元慰安婦らの心の傷を癒してくれてありがとう。彼のように勇敢で誠実な人が日本人の“お手本”になるべきだ」
「被害者と韓国国民が望んでいるのは、安倍首相の謝罪だけ」(翻訳・編集/堂本)