モテ服は何色?料理上手に見えるお皿の色は?色を知れば女子力が上がる

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 毎朝女性がやることといえば、第一にメイクですよね。でも、可愛い色という理由だけでアイシャドーやチークや口紅、ファッショングッズを選ぶなんて、実にもったいない話。

 今回手にしたこちらの本『脳にきく色 身体にきく色』では、色が人に与える様々な効果を解明しています。著者の入倉隆氏は、芝浦工業大学教授で、専門は視覚心理という本格派なのです。

◆赤や黄はなぜ食欲をそそる?「赤を着るとモテる」説も

 スーパーやコンビニに並ぶ多くの商品パッケージに、赤や黄色が使われています。いかにもおいしそうなイメージが戦略だとわかっていても、ついつい引き寄せられてしまうもの。ダイエットの邪魔をする、実に心憎い色ではありますが。

 入倉教授は「これも人間に備わった能力のひとつ」と書いています。「赤や黄色は熟した果実をあらわし、動物はそれを食べることにより生命を維持、果実は種を動物に運んでもらえ、結果的に子孫繁栄につながる」というのです。

 生命を維持して子孫繁栄なんて、恋愛にも生かせそうじゃない?

 現に『赤を身につけるとなぜもてるのか?』(著:タルマ・ローベル、テルアビブ大学の心理学教授)という本によると、「レストランのウェイトレスがTシャツの色を、一日ごとに赤、黒、白、黄、青、緑と変えてみたところ、赤を着た日に限って、男性客からもらうチップの金額が多くなる」という驚きの実験データが!

 勝負服に勝負下着は赤に決まり。手料理はほどほどにして、あなた自身を彼にたらふく食べてもらいましょう。

◆白地に青色で絵付けされた皿が食欲をそそる

 赤はあんまり好きじゃない、という人もいると思いますし、何も赤だけが色の女王というわけでもないのです。白や青といった寒色系の色だって、かなり優秀。

 食欲をそそる食べ物の色は前述のとおりですが、無視してはいけないのが食器の効果。

「青色は食欲を減退させる色とされていますが、古くから青い皿はよく使われていました」と入倉教授。ではなぜ青い皿に盛りつけた食べ物はおいしそうに見えるのでしょうか。

「青色の割合が10%〜20%であると食欲を増進させることがわかりました。白地に青色で少し絵付けされている皿がいいようです」(同書より)。

 デンマークのロイヤルコペンハーゲンなどがもっともポピュラーなお手本かもしれません。歴史も伝統も人気もある食器のからくりは、もしかして色のマジック?

 セクシャルな部分を赤でアピールし、家庭的な部分は白や青で印象付ける。これぞ賢い女のたしなみかも?

 細かい分析をみると、私達が知らず知らずに色でコントロールされているのがわかります。そして、色でコントロールするのも可能だということも。

 落としたい男性や、素敵に変貌してほしい夫、子供をヤル気にさせるなど、色を工夫するだけならお金もかからないし、何より楽しい。自分を実験台にして遊んでみるのもOK。

 日常で無理なく活用できる、色の不思議、色の奥深さ。目からウロコの情報が満載の同書は、冬の読み物としても楽しめますよ。

<TEXT/森美樹>