【白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第38回】 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

◆振り幅で距離感を調整するのは難しい

内藤雄士コーチ(以下内藤):今回はアプローチのバリエーションを少し増やしてみましょう。グリーン周りのアプローチの基本的な打ち方はレッスンしましたが、今回は30ヤードくらいのアプローチをやりましょう。

白石あさえ(以下白石):よろしくお願いします。距離が長くなるんですね。

内藤:前に覚えてもらったアプローチはPWで、確実にグリーンに乗せるというものでした。今回のアプローチはAWを使います。

白石:何に注意すればいいですか?

内藤:まず、グリーンまでの距離を目視して、素振りしてから自分の感覚で打ってみてください。

(初めて打ったにもかかわらず、ナイスオンした白石)

内藤:かなりいい感じですよ。一般的にはフルスイングできない中途半端な距離のアプローチは振り幅をコントロールしなければならないので、難しい部類に入るショットです。ただ、初心者に振り幅の大きさでスイングを作ることはおすすめしません。ある程度の基準はできるかもしれませんが、フィーリングが出ないし、インパクトも緩みやすくなります。

白石:うまく打てたんですかね?

内藤:上出来ですよ。今の段階では、グリーンに乗ればOKです。注意してほしいのは、グリップを強く握りすぎないことです。グリップを強く握りすぎると、ヘッドが走らないので、ヘッドにフィーリングが伝わりにくくなります。グリップからクラブがストンと落ちるくらいの強さで握ることを意識しましょう。

白石:乗せようと思うと、ミスを連発してしまうのですが。

内藤:体が早く起き上がりすぎていますね。あとは白石さんの悪いクセで頭が動きすぎています。

白石:体が起き上がるのを防ぐ方法はありますか?

内藤:肩のラインを意識しましょう。インパクトのときに肩のラインがスクエアなら、インパクトできっちりボールを捉えることができます。

白石:もっとふわっと高く上がるイメージをしていたのですが。

内藤:ボールの高さはクラブのロフトが出してくれると考えましょう。高く上げようとすると、体は起き上がりやすくなります。

白石:わかりました。頑張って練習します。

●距離感を意識するより、正しいスイングを保つこと

初めてのショットなのに、いとも簡単にグリーンオンさせた白石さん。変に力みもなく、バランスよくスイングができていた。

何球か打ち続けると、だんだんと頭が動き始めたので、頭を固定し、スイングを矯正する内藤コーチ

グリップを強く握りすぎると、ヘッドも走らず、スムーズなスイングができない。クラブを握ってヘッドを上に向け、ストンと落ちるくらいソフトに握る。

肩のラインを意識することで、体の起き上がりを防いで、インパクトの精度が高まる。

(つづく)


(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato