『ポケモンGOが世界経済を救う!』(著・藤本誠之、牧野出版)

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2016年7月に「ポケモンGO」、12月に「スーパーマリオラン」がリリース、また大阪のUSJへの任天堂エリアオープンの発表など、2016年も多くの話題をさらった任天堂。花札、ファミコン、ゲームボーイ、WiiU......ゲーム業界において長く中心的存在であり続け、2017年も発展が期待される任天堂の秘密が解き明かされる3冊。

J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://www.j-cast.com/bookwatch/)」でも特集記事を公開中。

「ポケモンGO」の経済効果を分析

「ポケモンGO」は、2016年7月6日に配信がスタートするやアメリカや、オーストラリアなどで大ブームを巻き起こした。アメリカではリリースからわずか1か月後に「ギネスワールドレコーズ」が5つのギネス世界記録に認定されたと発表するなど、数々の記録を打ち立てる世界的大ヒットとなった。日本でも同月の22日に配信が開始されると、人気が爆発!連日ニュースで取り上げられ、今もなお社会現象が続いている。

『ポケモンGOが世界経済を救う!』(著・藤本誠之、牧野出版、1620円)では、このゲームの世界経済に与える影響を、任天堂上場来高値更新を最初に予想したマーケットアナリストの藤本誠之氏が徹底分析している。

「スマホゲームと一情報ゲーム」、「これまでのポケモンGo効果について考える」、「隠されたグーグルの世界戦略」、「ポケモンGOから学ぶ、個人投資家の心得」、「ポケモンGOで買うべき銘柄はこれだ」など、ビジネスチャンスのヒントになる。

歴代社長を直接取材!任天堂快進撃の秘密

ゲームソフト「Wii」と「NINTENDO DS」のヒットで最高益を更新。底の見えない不況下でも目覚ましい発展を続け、今やアメリカの企業アップルなどと比較されるイノベーション・カンパニーとなった任天堂。『任天堂 "驚き"を生む方程式』(著・井上理、日本経済新聞出版社、1836円)では、独創的な商品開発の舞台裏や驚きを生み出す仕組み、創業から受け継がれる哲学など、独自の突き抜けた強さの秘密に迫る。

「ゲーム旋風と危機感」、「DSとWii誕生秘話」、「岩田と宮本、禁欲の経営」、「笑顔創造企業の哲学」、「『ソフト体質』で生き残る」など全8章。岩田聡氏、宮本茂氏、山内溥氏ほか経営トップらに直接取材を行い、これまで公にされてこなかった経営の中身が解き明かされる。巻末に任天堂の歴史がわかる年譜付き。

一斉を風靡したファミコン史の決定版!

ゲーム産業の原点であり、クール・ジャパンの元祖とも言える「任天堂ファミリーコンピュータ」。『ファミコンとその時代』(著・上村雅之、細井浩一、中村彰憲、NTT出版、2808円)では、開発から誕生、ブームそして終焉までを、任天堂開発アドバイザーの上村氏と日本デジタルゲーム学会の細井氏、中村氏が貴重な内部資料や証言を駆使して描く。

「テレビゲームの誕生(ビデオゲームの誕生・ファミコンの道程など)」、「ファミコンの展開(ファミコンとゲーム産業の確立・ファミコンの社会的影響と寛容)」など。巻末付録は、ファミコン関連資料と上村雅之氏×細井浩一氏の対談「ファミコンとは何であったのか」。