25日、韓国メディアによると、チャロと名乗る韓国のネットユーザー捜査隊が、2014年4月に韓国で起きた旅客船セウォル号沈没事故の原因について、「軍の潜水艦と衝突した可能性がある」と主張した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル。

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2016年12月25日、韓国・中央日報によると、「チャロ」と名乗る韓国の“ネットユーザー捜査隊”が、14年4月に韓国で起きた旅客船セウォル号沈没事故の原因について、「軍の潜水艦と衝突した可能性がある」と主張した。

チャロは25日、韓国メディアとのインタビューで、「セウォル号の沈没原因は外部からの衝撃だ。外部からの衝撃は潜水艦である可能性が高い」と述べた。セウォル号の沈没はこれまで、過積載、操舵技術の未熟さ、固定不良が原因とされてきた。

しかし、チャロは「セウォル号は1〜2年の間、過積載を繰り返していた」「大きな音がして船が傾いたとの証言が多い」などの理由で、外部からの衝撃がセウォル号の沈没原因と主張した。チャロは14年6月にシム・サンジョン「正義党」議員室が公開した震度VTSのレーダー映像を分析した結果、衝突直後に船舶のような大きな物体の存在を確認したという。また、チャロは「水深が浅いため潜水艦は入れない」とする軍の主張に対し、「セウォル号が突然方向転換をしたのは水深50メートルの地点だ」と反論した。ただ、潜水艦とセウォル号が衝突したことを示す具体的な証拠は公開されなかった。チャロは「軍は当時のレーダー映像を公開しなければならない」と訴えた。

チャロは身元を隠し、ペンネームを使ってオンラインコミュニティーで活動するネットユーザー捜査隊。13年に国家情報院による大統領選挙介入の証拠をつかみ、公開した。また、14年には文化体育観光部長官に内定していた鄭成根(チョン・ソングン)氏の「政治的偏向」発言をまとめて公開し、鄭氏を辞退に追い込んだ。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「だから朴大統領は執拗に船体の引き揚げ作業を妨害していたのか。もう一度、徹底的に捜査しなければならない。潜水艦と衝突した可能性が高い」
「国防部が潜水艦に敏感な理由が分かった。チャロの主張は合理的だ。朴大統領を1日も早く大統領府から追い出し、真実を明らかにするべき」

「どの国の潜水艦?」
「朴大統領の空白の7時間も大事だけど、最も大事なのは沈没原因」
「こんなにも隠し事の多い国は世界で韓国だけ」

「セウォル号事件の真実は政権交代なしには明かされない」
「チャロの主張が正しいなら、当時の潜水艦はどこへ消えた?潜水艦に乗っていた兵士らはどうなった?」(翻訳・編集/堂本)