独立系映画のアプローチだよ。 - ディエゴ・ルナ

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 映画『スター・ウォーズ』シリーズの新作スピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』について、決死の作戦に挑むチーム「ローグ・ワン」のメンバーとなる反乱軍の情報将校キャシアンを演じたディエゴ・ルナが11月30日(現地時間)、ニューヨークAOL開催のイベントで語った。

 帝国軍が誇る兵器デス・スターによって宇宙が混乱に陥る中、生き延びるため窃盗、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)は反乱軍に加わり、デス・スターの設計図を奪うというミッションを下される。ジンは反乱軍の仲間キャシアン(ディエゴ)、チアルート(ドニー・イェン)らと共に困難な作戦に身を投じるが、帝国軍の高階級将校オーソン(ベン・メンデルソーン)が阻止するために動き出すというストーリー。映画『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズが監督を務めた。

 夢のような映画の出演経緯について「2年前、ロサンゼルス滞在中にエージェントからエドワーズ監督との会合を伝えられ、その時は『内容はわからないが、作品の準備をしているようだ』とエージェントに言われた。だが僕は、彼には今作の前に独立系映画の企画があり、その映画のために僕が必要だと思っていた。毎朝、起きるたびに『スター・ウォーズ』に出演したいとは思わなかったし、『スター・ウォーズ』の出演依頼のためにずっと体を鍛えてきたわけでもないからね」と語った。さらに監督とのレストランでの会合でも、自分以外の俳優を紹介してくれと言われるのではないかと懸念し、監督の話をさえぎらずに聞いていたそうだ。

 エドワーズ監督のアプローチについて「彼はリアリズムを映画内に注入しようとしていた。キャラクター同士の密接な関係を描き、僕もその中に存在している気がした。確かに観客は大作を通して壮大なストーリーと派手なショットを観たがるが、今作は観客も映画内のキャラクターに共感を持てる、独立系映画のアプローチをしている」と説明した。

 今作の再撮影については「『スター・ウォーズ』作品に関わると全てが誇張される。実際に全ての映画の出演契約には、ベストな映画に近づけるため、編集段階で気づいた場合、再撮影の可能性があることが記されている。僕が監督を務めた『ミスター・ピッグ(原題) / Mr. Pig』も同様で、1週間の再撮影が結局7週間に及んだ。でも僕の作品は誰も気にしてないから記事にならない。今作も僕の作品も映画撮影であることは変わらないが、『スター・ウォーズ』の場合は誰もが注意を払うんだ」とスケールの大きさに驚いたようだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)