来日したアンダーソン監督&ミラジョヴォ夫妻。今にもキスしそうです……!
 - 撮影:金井尭子

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 大ヒットシリーズ完結編『バイオハザード:ザ・ファイナル』のワールドプレミアに出席するため、主演のミラ・ジョヴォヴィッチと夫でシリーズの生みの親であるポール・W・S・アンダーソン監督が来日し、家庭内での素顔や夫婦の力関係など知られざるプライベートについて語った。

 2002年に公開された『バイオハザード』は、日本発の同名ゲームをアンダーソン監督が脚本、プロデュースを兼任して映画化したサバイバル・アクション。人気スターのミラを主演に迎え、映画は日本国内で興行収入約23億円の大ヒットを記録した。シリーズ化が進む中、ミラと監督は公私ともにパートナーとなり、2007年にミラは長女エヴァを出産。2009年には正式に結婚を発表した。ミラはアンダーソンについて「監督としてスタッフを引っ張る現場と一緒で、家でも頼れる存在」だと語る。

 2015年に第2子の娘が生まれ、2児の親となった2人。家庭内で主導権を握っているのはどちらかと聞くと、すかさずミラが「わたしね!」、監督が「(ミラに)ヘイ、ボス!」と回答。「夫は娘たちに甘くて……(笑)。だからわたしが子どもたちを叱らなきゃいけなくて、娘はすっかりパパっ子ね」と言うが、ここ一番で注意をするのは監督なのだとか。「わたしがダメよと言っても、しょっちゅうのことだから娘たちも聞かなくなってくる。そんな時はポールが“二度としちゃダメだぞ”って、ビシッと言ってくれるのよ(笑)」。

 SF映画の大ファンで、『エイリアン VS. プレデター』(2004)や『デス・レース』(2008)などマニアックな作品も多数手掛けてきたアンダーソン監督。ミラによると、家でも「ポールはまるで映画小僧」だそう。「特に時差ぼけの時なんかは、朝までずっとネットで映画のトレーラーを観ているのよ。しかも聞いたことのないようなタイトルの映画ばっかり。ホントに変わった人なの」と半ばあきれ気味のミラに対し、アンダーソン監督は「だって全部好きな映画なんだもん。タイトルだってそらで言えるさ」と優しく笑う。

 ミラが自ら挑んだ激しいアクションが売りの『バイオハザード』シリーズ。撮影中は生傷が絶えなかったというが、信頼し合う彼らのコンビネーションこそ、厳しい撮影を乗り切る原動力だったのだろうと実感させられた。(取材・文:神武団四郎)

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』は上映中