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 今やビジネスパーソンのみならず、1人1台という考え方が当たり前になりつつある携帯電話、スマートフォン。ほとんどのビジネスパーソンは、社会人になったときや大学進学を機に購入したであろうが、昨今は、もっと若い子どもがスマートフォンを持っている姿を見かけることも少なくない。

 スマホなどモバイルガジェットに特化した調査研究機関「MMD研究所」は4〜12歳の子どもを持つ、20〜49歳の女性1061人を対象に「子どものスマートフォン利用実態に関する調査」を実施した。

◆子供のスマホ利用実態は?

 まず明らかになったことは、なんと7割弱(67.0%)に上る子どもが母親のスマートフォンで遊んだ経験があるということだ。

 具体的には「子ども一人でもスマートフォンを使って遊んでいる」が42.0%でもっとも多く、次いで「子どもと一緒にスマートフォンを使って遊んでいる」が36.3%だった。一方で「スマートフォンは子どもには一切触らせていない」という女性も33.0%しかいなかった。

 では、いつごろになったら、子どもにスマートフォンを持たせていいのか。先ほどの質問で「子どもにスマートフォンを触らせた経験がある」と答えた女性を対象に尋ねた。

 もっとも多かった回答は「高校1年生から」が30.2%で、次いで「中学1年生」が21.5%だった。どうやら多くの母親が中学もしくは高校進学を機に、スマートフォンを持たせてもよいと考えるようだ。

◆アプリでは「動画」「ゲーム」が人気!

 さらに、子どもが具体的にどのようなジャンルのアプリやサービスを使用しているのかについても調査が行われている。

 こちらも同じく「子どもにスマートフォンを触らせた経験がある」と答えた女性を対象に、子どもがスマートフォンで使用しているアプリやサービスのジャンルを聞いた。

 もっとも多かったのが、「動画」の77.1%で、「ゲーム」の70.9%、「写真・カメラ」の49.8%がそれに続いている。「その他」の回答を除いて、もっとも少なかったのが「電子書籍」で、わずか1.7%しか遊ばれていなかった(複数回答可)。

◆「ニコニコ動画」を抑えたNo.1動画アプリは?

 さらに「動画アプリ」のなかで、具体的に使用しているアプリのサービスについても尋ねている。それによれば、全動画アプリのなかで「Youtube」は98.9%と、スマートフォンに触れたことのあるほぼすべての子どもが遊んだ経験があることが判明した。

 ちなみに、次いで人気だったのが「ニコニコ動画」、「AbemaTV」だったが、その割合はわずか3.5%と、3.1%。人気トップのYoutubeに大きく差をつけられていた。

 また、子どもがスマートフォンで使用しているアプリで3番目に人気だった「写真・カメラアプリ」では、「LINE camera」が40.4%、顔を入れ替えたり、顔に動物のイラストを合成できる「SNOW」が33.3%で、いずれも高いシェアを誇った。

 いずれにせよ子どもたちにとってスマートフォンやアプリはもはや日常の遊びに不可欠なものとして浸透している。そして、母親たちもそこに抵抗感をほとんど持ってはいないようである。

【出典】MMD研究所「4歳〜12歳のスマートフォン利用実態調査」 https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1626.html

<文/HBO取材班>