左から吉沢亮、菅田将暉、野村周平
 - (C) 2013山内泰延/スクウェアエニックス・映画『男子高校生の日常』製作委員会

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 モテない男子高校生たちのグダグダな青春を描いた映画『男子高校生の日常』(2013)。メインキャストは菅田将暉、野村周平、吉沢亮という、いまや若手俳優としてトップクラスの活躍を見せる3人! まだちょっぴり初々しい彼らが見られる本作にいまさら大注目しちゃいます。

 公開されたのは2013年の10月。この年の彼らというと、菅田&野村は学園ドラマ「35歳の高校生」(日本テレビ)に生徒役で出演、吉沢は仏教専門学校を舞台にしたドラマ&舞台「ぶっせん」で初主演を遂げ、3人とも俳優としてメキメキと頭角を現していました。若手イケメン俳優を代表するまでに成長した3人が、そろってメインキャストとして出演していたのは、いま思うととってもレア!

 原作は、ウェブコミック配信サイト・ガンガンONLINEで連載された山内泰延のギャグ漫画。男子校に通うさえない男子たちの学園生活が、リアルかつユーモアたっぷりに描かれ、2012年にはテレビアニメ化もされています。実写映画の監督は『アフロ田中』の松居大悟が務め、菅田(タダクニ役)、野村(ヨシタケ役)、吉沢(ヒデノリ役)が演じる3人の男子を中心にストーリーが展開します。

 本作の見どころは何と言っても、どこまでもグダグダな“日常感”。男性はもちろんのこと、女性も「あるある」とうなずいてしまうような現実的でシュールなエピソードには、笑いと共にそこはかとない切なさが漂います。年頃の男子たちが女子を意識しまくる一方で、スカートの存在が理解できず談義に及んだり、はたまた妹のスカートを試着してしまったり……菅田のスカート姿はある意味必見!? 細かいところまで、とにかく「こんなバカなことやったな」と共感できる要素が詰め込まれています。

 そんな男子たちと違い、女子たちはリア充っぽさ全開! 山本美月、岡本杏理、上間美緒といったモデル系美女が、タダクニたちと関わることになる隣の女子校の生徒を演じました。この“女子高生”というブランドを自覚した女子のおそろしさたるや……。こっちはこっちでとてもリアルに再現されているので、女子サイドに注目しても楽しめます。

 また、学生役としてはほかに、ネガティブモデルとして話題を呼んだ栗原類や、特撮ドラマ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のモモニンジャー役でブレイクした山谷花純、スタジオジブリ作品『思い出のマーニー』で主人公・杏奈の声を務めた高月彩良が出演。さらにはお笑い芸人の東京03・角田晃広やたんぽぽ・白鳥久美子まで高校生を演じており、個性豊かなキャラクターたちが作品を盛り上げています。3年前の本作、いま見るからこそおもしろいかも!(編集部・小山美咲)