主演&製作のマーゴット・ロビー
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 1994年のリレハンメル五輪直前に、ライバルのナンシー・ケリガンを負傷させた事件の首謀者である元米フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディング。そんな彼女を題材にしたマーゴット・ロビー主演の映画『アイ、トーニャ(原題) / I, Tonya』の米配給権をミラマックスが獲得したとDeadlineが報じた。

 『ミリオンダラー・アーム』『ザ・ブリザード』で注目されたクレイグ・ギレスピーがメガホンを取り、『P.S. アイラヴユー』のスティーヴン・ロジャースが脚本を執筆する同作。主演のマーゴットは製作も担当する。

 ハーディングは貧しい家庭に育ち、荒れた子供時代を過ごしたが、1991年には米女子選手で初めてトリプルアクセルを成功させ、全米選手権で優勝するほどのフィギュアスケート選手に成長。同年の世界選手権ではクリスティー・ヤマグチに次いで2位の成績を収めた。

 しかし1994年、リレハンメル五輪の代表選考会を兼ねた全米選手権前に、彼女のライバルだったケリガンが何者かに襲われ負傷し欠場。ハーディングが優勝し、五輪への切符を手に入れることになった。実はこの「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の犯人は、ハーディングの元夫。逮捕された彼が投獄を免れるためにハーディングが共犯であると暴露したことで、事件の全容が明らかになり、世間を揺るがせることとなった。

 後にハーディングは、全米スケート協会により1994年の全米選手権優勝を剥奪され、事実上選手生命も絶たれた。果たして、映画はどのような作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)