クリッカー読者の皆さんコニャニャチハ。自動車関連ライターしております諸星陽一と申します。クリッカー初登場で、いただいたお仕事は日産のシリーズハイブリッドモデル、ノート e-POWERを使ってのワンペダルジムカーナ大会の体験取材でありました。

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ワンペダルジムカーナってなんじゃい? と思う方も多いでしょう。

じつはノートeパワーは、走行モードによってはブレーキペダルを操作しなくて、アクセルペダルをゆるめることで完全停止まで減速する仕様となっています。それを利用してジムカーナ大会をやっちゃおう……という広報部の思いつき企画なのです。

ノーマル、S、ECOと3つのモードがあるノートeパワーですが、1ペダルジムカーナに適しているのはSモード。加速が強く、アクセルオフ時の減速も強い。完熟歩行プラス練習走行4本、本番2本というルールもムチャゆるゆるの1ペダルジムカーナ。

ただ、ワンペダルっていう枕詞が付いているだけあって、ブレーキを使うのは御法度。フットブレーキを踏むとルーフ上の青いパトランプが回ってばれちゃう仕組みで、回ると5秒加算。パイロンタッチは2秒加算。ミスコースは失格というルール。

さーて、走ってみるとこれが超の付く難しさ。どれくらいアクセルをゆるめればどれくらい速度が落ちるのかを見きわめるのが難しい。さらにクリッカーチームはジムカーナ→公道試乗というスケジュール。

先に公道試乗ができればそれだけクルマの特性がつかみやすいだろ! と言い訳ばかりしてみる。

コースはスタートしてクランクを通過後にスラローム→クランク→ゴール。というもの。さらに、5m程度のゴールエリアが設けられていて、そのエリア内で完全停止しないといけない。つまりゴールに全開(でいいのかな?)で飛び込み、ゴールエリアをはみ出ても、タイム加算となってしまいます。

何しろ難しいのが減速。アクセル操作での減速具合をつかみきれずに本番を迎えました。

クランク1つ目をオーバースピードで入らなければ、2つ目はけっこううまくいく。1つめでステアリングを大きく切るとそれで減速できるのです。スラロームはアクセルコントロールだけで、荷重移動をしてやればスムーズ。エンジン車よりもアクセル操作に対する反応はよく、姿勢は作りやすいです。

とにかく鬼門はゴールでした。ゴールエリアをオーバーすることを怖がり、早めにアクセルペダルを離すとゴールラインにたどり着けないのではないか? と思うほど減速してしまいます。しかし、余分にアクセルを踏むと簡単にオーバー……

結果、諸星のタイムはトップの39秒25(レブスピード、大井貴之氏)に遅れること5秒強の44秒98で18位。小林和久ヘンシューチョーは45秒72で20位。

18位は何の賞品もなかったけど、20位はキリ番賞ということで、ハーゲンダッツをゲットオオッ。やっぱり持っている人はちがうねえ。

今回のジムカーナ大会。じつは一番ビックリしたのは走行を終えたときの燃費計が示していた数値が20.1km/Lというものだったこと。あんな使い方しても燃費いいって、こりゃすんげえであります。

(諸星陽一)

ノーブレーキ! アクセルだけで競うノートe-POWERを使ったワンペダルジムカーナ大会でわかったこと(http://clicccar.com/2016/12/24/429297/)