エリザベス女王役のクレア・フォイとフィリップ殿下役のマット・スミス

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 現イギリス女王であるエリザベス2世の若き頃を描いたドラマ「ザ・クラウン」に、エリザベス女王の夫であるフィリップ殿下役で出演しているマット・スミスが、自身が11代目ドクターとして活躍したイギリスの人気ドラマ「ドクター・フー」との類似点について明かした。

 マットは、「フィリップとフーは似ている所があると思います。それはどちらも異邦人でもありアウトサイダーでもある。そしてどこかに帰属したいという思いを持ちながら一匹狼だという点が同じだと思います」とコメント。続けて「もちろん実際に一人はエイリアンだしね」と笑うと、「フーを演じたことは自分にとって素晴らしい経験だったし、今回のフィリップも同じくらい演じていて面白かったです」と明かす。

 またドラマとしては破格のお金がかけられていることでも知られている本作だが、ロケではある珍騒動が起きたそう。エリザベス役のクレア・フォイが「時にはクレイジーなことも起こりました。南アフリカでのロマンチックなシーンの撮影で、マットが馬に……」と話し出すと、マットが「乗っていた馬が突然走り出してしまって」と説明。「木につかまろうとしたのですが、その木が渓谷に落ちてしまって、体格のいい現地の方に助けてもらいました。あれは本当に危なかったです」と笑いながら、撮影中に危機一髪の状況を迎えていたことを振り返った。

 そしてスティーヴン・ダルドリー監督との仕事も十分に堪能した様子。「役者の演技を引き出すことに対しても長けていて、いい意味で役者にとって次に何をするかわからないということが、逆に物語や演技に良い作用を生むんです」とマットが語ると、クレアは「天才だと思います」と断言。撮影時には突然「じゃ、セリフを全部忘れて」「クレアとマットのセリフを逆にするから」と思いもよらぬ提案をされたこともあったという。クレアは「どうすれば人の心を揺さぶることができるかを理解しているんです。やはり舞台というバックグラウンドをお持ちなだけに、全てのシーンにさまざまな形で息吹を吹き込むことのできる素晴らしい監督です」とも話していた。(編集部・井本早紀)

ドラマ「ザ・クラウン」はNetflixで配信中