「今年最も稼いだミュージシャン」はマイケル・ジャクソン

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フォーブスが今年12月に発表した「世界で最も稼ぐミュージシャンランキング」の1位に立ったのは、年収1億7,000万ドル(約176億円)のテイラー・スウィフトだった。スウィフトは今年7月の「世界で最も稼ぐセレブリティランキング」でもトップに立っており、彼女が今年のショービジネス界で最も活躍した人物であることは疑いようのない事実だ。

しかし、ランキングの対象に既に世を去った人物を含めると、意外な人物の名前が浮上する。今年最も稼いだミュージシャンは2009年に死去したマイケル・ジャクソンなのだ。彼は今年1年で8億2500万ドル(約970億円)を稼ぎ出しており、この金額はフォーブスが把握するセレブの年収額としては最高記録だ。

今年3月、ジャクソンの遺産管理団体は、ビートルズの著作権を管理するソニーATVミュージック・パブリッシングの株式をソニーに7億5,000万ドルで売却した。ジャクソンは1985年にATVミュージック・パブリッシング(後にソニー・ミュージックと合併)を、ポール・マッカートニーとの買収合戦の末、4,750万ドルで購入していた。この投資によりジャクソンは7億ドル以上の利益を得たことになる。

この一年で数多くの偉大なミュージシャンたちが世を去った。プリンスやデビッド・ボウイ、マール・ハガード、グレン・フライ、”女性版ジェイムス・ブラウン”と評されたシャロン・ジョーンズ、レナード・コーエンらだ。彼らはもしかしたらジャクソンと一緒に、天国で音楽フェスティバルを開催しているのかもしれない。

今年の音楽業界で活躍したメンバーとしては他に、アルバム「パーパス」が大ヒットしたジャスティン・ビーバーや、アリーナツアーで8,000万ドルを稼いだアデル、ストリーミングの王者となったドレイクらが挙げられる。